鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年6月9日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比31.2㌦高の3,346. 6㌦で引けた。週の高値は木曜日の3,427.7㌦と5月高値に及ばず、ここで高値切り下がり型の3ポイント目の高値が形成された。これは依然として、調整局面が継続されていることを意味している。
先週末発表された5月の米雇用統計は、13万9,000人増で、伸びは4月(14万7,000人増、改定)から小幅に鈍化。市場予想は13万人増であった。失業率は横ばいの4.2%。米労働市場は減速しつつも、底堅さを保っていることが示された。
【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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