鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年5月19日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は15日(木)に3,120.73まで売り込まれ、4月10日以来の安値を付けた。週の引け値は3,187.2㌦とやや戻したものの、前週比156.8㌦安で引けている。チャートフォーメーション上、ダブルトップが美しいと見ているが、3230~50㌦が重要なトップアウトを示す分岐点となっている。下回っている限りは、短期サイクルが天井を付けたことを示す。問題はこの短期サイクルがどの程度の期間を表すものかが来週のテーマにもなろう。トランプ関税の発令などで先行き不透明感が増した4月に比べ、現在は米中の関税の落としどころが決まったことで、金融市場はかなり落ち着きを取り戻している。チャートはVIX(恐怖)指数だが、4月7日トランプ関税で市場が大きく動揺した時にピークを付けた。その後乱高下するも、現在はほぼ平常時に戻っている。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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