鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年4月28日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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※ 5月5日はゴールデンウィーク中になりますので、お休みさせていただきます。
先週もNY金相場の期近は3,500㌦を突破し4月22日3,509.9㌦をつけ史上最高値を更新した。スポット市場も史上最高値を更新したが、3,499.58と3,500㌦台に到達できなかった。翌日、両市場は高値から安値まで230㌦以上急落し、歴史的な下げを記録。期近は3,270.8㌦、スポット市場では3,260.20㌦まで売られた。下げ率は7.1%だが、下げ幅230㌦は今回の急騰劇が始まった昨年2月の2,000㌦から見れば、10%以上になる。トップアウトが近いということを示唆している。
米国の各国に対する関税交渉も始まり、懸念された中国に対してはトランプ氏が急遽、緩和すると発言し、マーケットが乱高下。相変わらずの朝令暮改が続いている。トランプ氏の付和雷同的な発言では金相場だけでなく、金融市場も乱高下することから、金相場に関してはトレンドが発生し辛いと考えられ得る。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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