鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年5月12日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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NY金相場(期近)は7日、3,448.2㌦の高値を付け4月22日の史上最高値3,509に迫ったが、更新できずに反落。依然として調整中と観るのが妥当であろうか。
先々週のコメントになるが「3,500㌦を突破し4月22日3,509.9㌦をつけ史上最高値を更新した。スポット市場も史上最高値を更新したが、3,499.58と3,500㌦台に到達できなかった。翌日、両市場は高値から安値まで230㌦以上急落し、歴史的な下げを記録。期近は3,270.8㌦、スポット市場では3,260.20㌦まで売られた。下げ率は7.1%だが、下げ幅230㌦は今回の急騰劇が始まった昨年2月の2,000㌦から見れば、10%以上になる。トップアウトが近いということを示唆している」。
当時のコメントはやや弱気寄りであったが、NY金相場は二番天井に向け反騰、国内金は円安傾向であったことから、5月8日には15,843円と史上最高値を更新した。ベースとなるNY金相場が反騰し、
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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