仮想通貨相場分析【7月1日】
購読者の皆様
ビットコインは先々週のイスラエル、イラクの戦争に起因した下落からすでに価格が回復しており、先週は105000ドルから徐々に価格を切り上げ現在は106000ドルの水準となっています。
先週はあまり価格のボラティリティがない一週間でした。
しかしながらロビンフッドがイーサリアムL2のarbitrumを採用した取引を開始する、ソラナのステーキング型ETFが水曜日からリリースされるなど大きなニュースもあっています。
ビットコインは10万ドル~11万ドルのレンジ相場で現状動いており、今はその半分より少し上の価格帯にあるといったところです。注目のFRBの金利政策については、9月以降に利下げの可能性が高まっているとされていますが、この辺が価格にどう影響してくるか個人的に注目をしています。
次にイーサリアムの価格です。
こちらもイスラエル、イラクの戦争起因の下落から回復をしていますが、その以前の価格と比べるとやや低水準となっており、現在2,450ドルの水準で位置をしています。
それにしても昨年のトランプ大統領の就任後の価格上昇と比べると50%程度の価格にまだとどまっているのはやはりビットコインと比較しても上昇が小さいと感じています。
しかしながら個人的には現在ビットコインが目立っていはいるものの、大きなポテンシャルをイーサリアムが持っているのは確かだと思っています。
◯トランプ大統領がビットコインを称賛
トランプ大統領はビットコインが「ドルの圧力」を軽減し、雇用を創出していると称賛する一方、アナリストは米国の債務増大と通貨の価値低下により暗号通貨の導入がますます不可避になると警告している。
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米国はステーブルコインをはじめとして、米ドルの普及を計画しています。また同時に債務の増大により、通貨の発行には歯止めをかけることができず、それがビットコインの価値の増大につながることなるという内容です。
◯ロビンフッドがarbitrumを利用し株式の取引。
Arbitrumが株式取引を変革:2025年6月30日、Robinhoodは、Arbitrumのレイヤー2ブロックチェーンを活用し、EUユーザー向けにOpenAI、SpaceX、そして200銘柄以上の米国株のトークン化を導入しました。「暗号通貨は金融の次の進化です」と、CEOのVlad Tenev氏は述べています。ArbitrumのSteven Goldfeder氏は、Robinhoodのビジョンを称賛し、シームレスなアプリ統合を指摘しました。Fireblocksは取引のセキュリティを確保し、2022年にEUアプリが目指す「アクセスしやすい金融」の実現に貢献しています
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イーサリアムL2のarbitrumを使ってロビンフッドがサービスを提供。これは結構実用的な大きなニュースといえます。
このニュースでarbitrumは10%以上の上昇となり、価格が反応しました。
◯ソラナのステーキング型ETF米国初上場
水曜日に登場:米国初のステーキング型暗号通貨 ETF!
オンチェーンステーキングを通じて収益を生み出しながら、Solana のパフォーマンスを追跡するように設計された REX-Osprey ™ SOL + ステーキング ETF をご紹介します。
· SOL曝露
·ステーキング報酬
収益を生み出す暗号通貨エクスポージャーの新しい時代が到来しました。
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(本記事は2016年から配信をしております)
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