仮想通貨相場分析【7月8日】
暗号通貨
ビットコインは週末も持ちこたえ、日曜日には週足で過去最高値の10万9263ドルをつけた。現在107,000ドルの水準となっており、1週間前の105,000ドルがやや上昇しています。
この動きは、堅調な機関投資家の資金流入と強気の勢いに牽引され、6月下旬の利益取引が短縮された週の間、スポットビットコインETFは6億6,700万ドルの純流入を記録。
依然としてビットコインをは最高高値圏を推移しているといえます。
次にイーサリアムですが、現在2,500ドルの水準で1週間前と比較してやや上昇しています。なかなか3000ドルの壁を超えることができていません。
今年5月からレンジ相場の状況が続いているようです。
◯イーロン・マスク氏の新党「アメリカ党」。ビットコインを支持
マスク氏は法定通貨を「絶望的」と一蹴し、分散型デジタル通貨への強いイデオロギー的支持を示した
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Xでこの新党のアンケートを取ったところ6割以上の賛成があったようです。イーロン·マスク氏は現政府の大型減税に懸念を表明しているのは有名ですが、これも含めて将来的に法定通貨の価値が下がることからビットコインに対して支持をしていると発言しています。
またトランプ氏は6日、記者団に「第3の党は決してうまくいったことはなく、彼が楽しむのは勝手だが、ばOげていると私は思う」と発言。
しかしながら、このやり取り本当にトランプ大統領とイーロン·マスクが不仲なのかちょっと疑問が生じています。もともと大型減税についても選挙時の公約にあったし、これがシナリオで新党を結成して政治的な利権を超えてアメリカを良い方向に導くという内容で、トランプ大統領ももしかしたら認めているのではとも思ってしまいます。
◯ビットコインクジラが8万BTCを移動
2011年以来休止状態にあったBTCウォレットのコレクションが、1万BTCずつ86億ドル相当の保有資産を移動し、暗号通貨関連のXを騒然とさせた。ビットコインは10,000 BTCずつ新しいアドレスに移動されたため、転送の意図について疑問が生じています
大規模なビットコイン送金:2025年7月4日、14年間の休眠を経て、8万BTC超、総額87億ドル相当のビットコインが大量に移動しました。2011年には7,800ドルだった1万BTCをそれぞれ保有する2つのウォレットは現在11億ドルに達し、13,982,800%という驚異的な増加を記録しています。Lookonchainは、2011年5月4日にBTC価格が3.37ドルだった際に、同じ組織から1万BTCをそれぞれ保有する6つのウォレットを特定しました。Protosは、その14時間前に1万BCHのテスト取引があったことを報告しており、盗難の可能性が高まっています。
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1兆円をこす金額2011年以来移動されたということで物議を醸しています。ここまでBTCをホールドして移動させる人はどういった人でしょうか。
この内容の中でBCHの取引があったこともあり、ロジャーバーではないかという声もでていました。彼はビットコインの神様と言われ、現在アメリカ政府から長期の懲役を示唆されている人物です。ビットコインキャッシュ(BCH)の生みの親でもあります。以前彼がこのことについて恩赦を発言したところ、イーロン·マスクはアメリカに税金を払わず意図的に逃亡した罪が重いことを指摘していました。
また分析会社のアーカムはビットコインを別のウォレットに移動させたのは、ウォレットのセキュリティをアップされるためではないかという見解を出しました。現在ビットコインのアドレスにはセグウィット形式のものがあり、そのアドレスは以前のビットコインアドレスより手数料が安く、セキュリティが高いものになります。
◯トム・リー、大手金融機関はETHを購入するだろう。
著名な市場ストラテジスト、トム·リー氏は、ゴールドマン·サックスやJPモルガンといった大手銀行が、ステーブルコイン運用の基盤インフラとしてイーサリアム(ETH)を採用する可能性が高いと予測しました。リー氏は、銀行がETHを購入するのは投機目的だけでなく、ステーブルコインの安全性を確保し、維持するためだと強調し、イーサリアムのアーキテクチャを銀行業務の未来に不可欠なものと位置付けています。この動きは、金融機関がブロックチェーン技術を統合する方法に変化が生じ、イーサリアムがステーブルコインの発行とセキュリティにおいて中心的な役割を果たすことを示唆しています。
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ステーブルコインについては、大手ECなども含めて採用検討するニュースがでてきていますし、トランプ大統領もそのことについて重要な事項だということを名言しています。
またステーブルコインを発行する場合のチェーンはイーサリアムになるのはまず今のところ間違いないと感じています。そういったところからイーサリアムを保有する金融機関がでてくるというのは不思議ではないのかもしれません。かれはイーサリアムの価格がそれにより1万ドルは超えてくると予想しています。
◯SEC,仮想通貨の5銘柄構成のETFを承認
米国証券取引委員会(SEC)はグレースケールの時価総額上位の仮想通貨投資信託「Grayscale Digital Large Cap Fund( $GDLC)」のETFとしての上場を承認
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(本記事は2016年から配信をしております)
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