[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン1: プライスアクション — 取引を始める前に知るべき、価格の裏側
1. プライスアクションとは?
皆さん、こんにちは!
もしインジケーターを使わずにチャートの動きの裏側を読めるようになる方法があるとしたら、知りたいですか?
今日は、多くのトレーダーが見落としている「プライスアクション」の真髄についてお話しします。
プライスアクションとは、インジケーターに頼らずに「きれいな」チャートだけを読み解く技術のことです。
多くの人はローソク足のパターンに注目しがちですが、私はチャートを単なる文字や単語の集まりではなく、一つの連続したストーリーとして見ています。
このストーリーは、買い手と売り手の攻防、そしてお金の流れを語っています。
価格の動きそのものと、その背景にある動力に注目することが非常に大切だと考えています。
2. なぜ価格は動くのか?
「価格は買い手が売り手より多いから動く」と考えている人も多いですが、それは必ずしも正しくありません。
価格が動くのは、トレーダーの主体的な行動(aggression)が原因です。買い手がすぐに注文したいとき、彼らは市場成行注文を使います。
これは、どんな価格でもいいから今すぐ取引を成立させたいという強い意志の表れです。
売り手も同じく、すぐに売りたいときに市場成行注文を出します。
これによって価格は上がったり下がったりするのです。
例えば、大きなニュースが出て市場に影響を与えたとしましょう。
ヘッジファンドのような大口投資家は、そのチャンスを逃さないために、莫大な量の注文を市場成行で出します。
彼らの「今すぐ取引したい」という強い意思が、価格を急速に動かす主な要因となります。
このように、即時に行動する大口投資家の動きこそが価格変動を生み出すのです。
3. 誰が価格を動かしているのか?
「誰が価格を動かしているのか?」という質問は少し抽象的に感じるかもしれませんが、トレードにおいては非常に重要です。
実は、外国為替市場の取引量の約80%は、わずか10の大手金融機関によって占められています。
彼らこそが市場の価格をコントロールし、動かしている「真のプレイヤー」です。
仮想通貨市場でも同じことが言えます。
例えば、ビットコインのアドレスの4.11%が、流通しているビットコインの96.53%を所有しています。
これは、市場のごく一部の参加者が圧倒的な影響力を持っていることを示しています。私たち個人トレーダーは、この大きな流れの中では、残念ながら市場を操ることはできません。
しかし、これは悪いニュースではありません。私たちは市場を操ることはできませんが、大口プレイヤーの動きを理解し、その行動を追うことで利益を得ることが可能です。彼らの動きは価格と出来高のデータに現れます。
4. 彼らをどうやって追跡するのか?
では、これらの大口プレイヤーの動きをどうやって「読む」のでしょうか?それは、価格と出来高の動きを観察することです。
これらのデータは、過去の行動、現在のトレンド、そして将来の意思決定について、機関投資家たちが何をしているかを示唆してくれます。
彼らの動きを理解し、それに合わせて自分たちのトレード戦略を調整することが、私たち個人トレーダーが市場で成功するための鍵となります。
まとめ
私にとってプライスアクションは、単なるチャート読解の技術ではありません。
それは、市場の本質と、そこを動かす「本当のプレイヤー」たちの動きを理解する方法なのです。
これを深く理解できれば、あなたはより確かな基盤をもって自信を持って取引に臨むことができるでしょう。
ご視聴ありがとうございました!今回のプライスアクションに関する内容で、もし疑問に思うことや、皆さんの意見があれば、ぜひコメント欄で教えてください。
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