6月5日「ゴールド（XAU/USD）の今後」｜テクニカル×機関投資家データから導く戦略　

ども、いくら。です。

ゴールド（XAU/USD）を中心に、テクニカル分析とCOTデータ（機関投資家の動向）を組み合わせた「実戦型の相場解説」をお届けしています。

本記事では、現在の市況を丁寧にひも解きながら、次の一手を考察していきます。



• 単なるラインの引き方ではなく、
  ✔ 月足・週足・日足の構造理解
  ✔ COT（投機筋ポジション）による裏付け
  この2つを融合させて、**本当に機能する“反発ポイント”や“押し目買いの場所”**を見極めていきます。

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✅ 月足：ブレイクと機関投資家のロング起点

• まず月足から。現在のゴールドは明らかに上昇トレンドです。

  • 高値・安値が切り上がり続ける構造

  • その背景には機関投資家のロング（買い）積み増し

  特に重要なのは、2020〜2024年の間に何度も止められてきた「歴史的レジスタンスゾーン」を明確にブレイクしたこと。

  このブレイクにより、以前の「天井」が現在は**“底（サポート）”**として機能しており、ここから何度も押し目買いが入っています。

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✅ 週足：三角持ち合いからの上抜けと押し目候補

• 次に週足を見ると、以下のような展開が確認できます：

  • 上昇 → 三角持ち合い（＝調整） → 上抜け

  • 高値・安値の切り上げ継続中

  直近では、上昇波動のあと押し目の形成中。この押し目がどこで止まるかが戦略の肝になります。

  私が使っているのはフィボナッチ・リトレースメント。
  上昇起点から高値までを引いてみると、
  0.382／0.5／0.618のゾーンに価格が滞留しています。

  これは、複数の機関が押し目を狙いやすい“需要ゾーン”と考えています。

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✅ 日足：高値ブレイクか、反落か

• 日足での注目ポイントは「直近高値」です。

  この高値は過去にレジスタンスとして機能しており、現時点でも価格が一度は跳ね返されています。

  私が考えるシナリオは2つ：

  1. この高値をブレイク → レジサポ転換 → 再上昇

  2. 高値ブレイクに失敗 → 再び下落

  特にシナリオ①のように高値を上抜けた後のリテストで買いが入ると、そこは**機関投資家の“ロング増加ゾーン”**になりやすく、非常に高確率な反発が見込まれます。

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✅ COT（投機筋）から見る機関の動き

• 最新のCOTレポートを見ると、以下のように明確な「買い越し」状態が確認できます。

  • ロングポジション：約234,000枚

  • ショートポジション：約59,900枚

  • ネットロング：174,100（前週比で増加）

  つまり、機関投資家は再び強気に傾いているということ。
  これは、月足の強い上昇とも整合性があります。

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🔍 今後の注目ポイントまとめ