ドル円の現状分析「調整局面終了・103.3に向けて下落再開」 2018年3月25日
調整局面は短かったです。弱気材料には良く反応する相場です。
2018年3月25日 ドル円 週足
週足で見ると、フィボナッチリトレースメント61.8%付近でのもみ合いを抜けて、78.6%(103円30銭)付近への動きが始まったと考えることができます。2本のEMAとの関係で見ると、短期的には強くなく、中期的には強い状態です。これまでの下落では、おおむね-1σから-2σの間で推移してきました。-2σがフィボナッチリトレースメント78.6%に到達しており、103円30銭がターゲットという現実味が出てきていると思います。短期的に強ければ、今週終わりにはターゲットに到達するでしょうが、そうではないので、じりじり下げていくのではないかという見方ができます。
2018年3月25日 ドル円 日足
木曜日と金曜日の陰線で、26EMAボリンジャーバンドが拡大に転じ、かつ、MACDもデッドクロスしました。現時点では、短期的にも中期的にも強い下落です。既に水曜日から3連続陰線となっています。ドル円相場の場合、これがそのまま、5連続、8連続などになるとは考えにくいのですが、週足での陰線の形や、2月中旬の大きめの3連続陰線の後、揉み合いが続いていたことを考慮すると、強い下落の継続に注意するほうが良いかもしれません。
2018年3月25日 ドル円 4時間足
4時間足では、金曜日に2回104.7付近で止められ、もう一度104.7に戻ってきて週末となっています。下落の勢いは中期的には強いのですが、短期的には弱まっています(OsMAが上昇、トレンドアナライザーも普通の下落)。
波動で見ると、水色フィボナッチリトレースメント23.6%を付けた高値を起点として、方向波動が始まったと見ることもできるし、同じポイントを起点としてダイオゴナルトライアングルが始まったとみることもできます。これらはどちらにしても第5波動の内部波動になるのですが、こう解釈すると、第4波動が短い単純波動ということになってしまい、ちょっと変な気がしています。
↓上記チャートで使用しているMACDです。
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この記事は、ブログ「観て自在に張ると相場は打ち出の小づちになる」から一部を抜粋したものです。
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