日本人と米国人の投資環境の違い
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さて、今回のテーマは日本人と米国人です。
日本人は米国人に比べて、株式投資に消極的だといいます。
証券会社や国は、こぞって「貯蓄から投資へ」と宣伝しています。
でも、ちょっと待ってください。
日本人と米国人では、その環境が違うのです。
大きなものは、不動産市場です。
個人の資産の中で、住宅は大きなウェイトを占めています。
<日本>
☆ 新築崇拝があり、中古と新築の価格には大きなギャップがある。
☆ 中古の流動性が低い。
☆ 売買手数料が上限3%+6万円と高い。
つまり、換金性・流動性が低く、且つ、コストが高いのです。
<米国>
☆ 自分で付加価値をつけて、住宅をアップグレードしていく。
☆ 中古に大きな抵抗感がない。
☆ どんなに高い物件でも、手数料が1000ドル(約10万円)等の業者もあるので、換金のコストが安い。
☆ 相対的に、市場の流動性が日本より高いことが多い。
以上を考えると、日本人はその資産の多くを流動性の低いものにおいてある。
結果として、現金などの流動性の高いもののウェイトを上げておく必要があります。
国が株式投資を推奨するなら、不動産売買手数料を下げるとか、登記費用を下げるとか、流動性の向上を目指すほうが早いのかもしれませんね。
注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。また、ブログの内容は、信頼できる情報源のデータをもとに作成したものですが、管理人は、その正確性を保証するものではありません。実際の投資の最終判断等は、自己責任でお願い申し上げます。
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