「恐ろしいものには、自然と目がいってしまう事に気づくこと」(日経BP社刊「ファクトフルネス」)
FX
「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」という
サブタイトルで数年前のベストセラー本「ファクトフルネス」より。
読まれた方も多いかと思います。
「恐ろしいものには、自然と目がいってしまう事に気づくこと。恐怖と危険は違うことに気づくこと。人は誰しも「身体的な危害」「拘束」「毒」を恐れているが、それがリスクの過大評価につながっている。恐怖本能を抑えるには、リスクを正しく計算すること。」
リスク=危険度×頻度、で考えるとありました。
恐怖心は人の判断を狂わせる、という内容が書かれていました。
トレードに絡めて思ったのは、追証の考え方・捉え方でした。
追証と聞いて思い出すのはスイスフランショックです。
以下、簡単な概要です。
「2015年1月15日にスイスの金融政策変更により数分の間でスイスフランの暴騰が起こった事件。20分の間で41%のユーロスイスフランが1.20付近から0.85まで暴落し、ドル/円相場に置き換ると1ドル=120円から85円近くまで下落したことになる」
仕事中でしたが、専業トレーダーのFX仲間から電話がかかってきて
「スイスフランのチャートを見ろ!」と興奮ぎみに言ってきました。
凄まじい下落のチャートで、価格が動かずチャートが固まってましたね。
ティックが配信されていなかったのでしょう(汗)。
ロスカットの逆指値も約定しなかった人もいたかも知れません。
パニックです。恐ろしい話です。
追証が発生したという話も耳にしましたので、破産した人も多かったのでしょう。
アルOOJAPANというFXブローカーは、これが原因で店じまいした記憶です。
それ以来、怖い事が起こるもんだ・・・と思い、
ゼロカットシステムを採用しているOOFXに乗り換えていきました。
しかし、ファクトフルネスを読むと「危険度×頻度」で考えろ、とあります。
確かに危険度はトリプルAですが、頻度は10年に1回とかいうレベル・・・
もしかすると、私も漠然とした恐怖によって安易な判断を下していたのかも?
などと思いました。
可能性は限りなく低いと思いますど・・・
それでも・・・やっぱり・・・
追証だけは避けたいですね(笑)
ではまた次回。
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