多数のインジケーターやEA、チャートを同時に動かしていると、MT4内部の処理が詰まり、一瞬「カクつく」ことがあります。同じくSemura Lab.の「MT4心電図」はその場一発の診断でしたが、実際に問題が起きるのは決まった瞬間ではなく、取引時間中のどこかで不意に起こるものです。その一瞬を後から振り返る手段は、これまであまりありませんでした。
「PlatformFreezeAlert」は、チャートに一度貼り付けるだけで常駐し、取引時間中ずっと張り付いて処理が詰まった瞬間を逃さず記録し続けるMT4専用インジケーターです。本来1秒ごとに来るはずのタイマーが、内部処理が詰まっていると遅れて呼ばれる仕組みを利用し、そのズレの大きさを「処理遅延」として計測します。直近の処理遅延、本日規定msを超える遅延が何回検知されたか、本日記録した最大の遅延とその発生時刻をパネルに表示し、詰まりを検知した直後の約5秒間は画面隅の警告ランプが赤く点灯します。良し悪しの判定は行わず、事実の記録に徹する設計です。
特に役立つのは、「MT4過積載チェッカー」でチャートやインジケーターの数が多いと分かった後、実際にどれくらい処理が詰まっているかを継続的に確認する場面です。「さっき変なタイミングで固まった気がする」という違和感を、後から時刻付きで裏付ける材料にもなります。重要な指標発表前など、負荷が上がりやすいタイミングに合わせて監視しておくのも有効な使い方です。
なお、本ツールが計測しているのはタイマーの呼び出し間隔のズレによる間接的な推定であり、実際の演算内容そのものを計測しているわけではありません。MT4以外の他のアプリやOS全体の負荷によっても数値が変動します。記録はサーバー日付が変わったタイミングでリセットされ、チャートを閉じる・MT4を再起動すると失われます。
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