※ 情報画面と電卓画面は、下の青いボタンで、表示非表示切替えできます。
FXで勝ち続けるカギは「ロット管理」にあります。どんな優れた手法も、ロットを誤れば利益は一瞬で消えます。逆に適切なロット操作を徹底すれば、損失を抑えつつ利益を最大化でき、資金は安定的に増加します。ロット管理は単なる補助ではなく、利益そのものを左右する武器です。あなたのトレードを“安定した収益構造”へと変える決定的な要素、それがロット操作術です。
A 商品内容
(1) ロット＆pips計算&電卓ツール pips_calc_NIN.EX4
(2) 操作マニュアル pdf
(3) 電子書籍「秘伝のロット操作術」pdf
B セットアップ方法
(1) ダウンロードしたZipファイルを解凍した後indicatorフォルダにコピー
(2) 再起動
(3) ドラッグ＆ドロップするだけで設置できます。（dllの利用の許可を行うこと）
※ マニュアルと電子書籍のファイルは解凍した中のフォルダに入っています。
C 電子書籍の内容
序章 ロットが利益を決める理由
第1章 神話と現実：ロット操作は魔法ではない
第2章 対数成長と破産確率：数学が指し示すサイズ
第3章 固定比率・ボラ目標・分数ケリー
第4章 マーチンと逆マーチン：伸びるときだけ大きく
第5章 ピラミッディングと安全装置
第6章 ロット電卓の中核的な使い方
第7章 ドローダウン設計と資金曲線の平準化
第8章 検証と運用ルール：工学としてのサイジング
付録
【付録A：数式】
【付録B：実務テンプレ】
【付録C：導入スニペット】
Ｄ【Pips電卓 magic_V1.EX4初心者向けマニュアル】
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このツールは、MT4のチャート左下（コーナー2）に表示される「Pips電卓」です。
ブローカーが提供する銘柄仕様（桁数・ティックサイズ・TickValue・ロットサイズ等）を自動で読み取り、
pips ⇄ 金額（円）、推奨Lots などを自動計算します。電卓機能（0-9/./＋/－/×/÷/＝/C）も搭載しています。
■ 1. 何が自動で行われるの？（結論）
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1) pipサイズの判定
- 一般のFX通貨ペア：小数第5桁または第3桁のブローカーでは 1 pip = 10 × Point、
それ以外は 1 pip = Point。
- XAU（ゴールド）、BTC（ビットコイン）、JP225（日経225など）の指数/貴金属/暗号資産：
1 pip = TickSize（ブローカー定義の最小変動幅）。
2) 1ロットあたりのpips価値（口座通貨）
- ブローカーが TickValue（1ティックの金額/lot）と TickSize を提供している場合：
pip価値/lot = (pipサイズ / TickSize) × TickValue
- TickValueが0または取得不可の場合（フォールバック計算）：
pip価値/lot ≒ ロットサイズ × pipサイズ（=見積りの「quote通貨」）
を口座通貨へ換算
※ ゴールド／BTC／JP225 などはブローカー差が大きいため、
代表的な契約サイズ（XAU≒100oz/lot、BTC≒1BTC/lot、225≒1指数単位/lot）を
既定値として補完します。
3) 1ロットあたりのpips価値（円）
- 上の「口座通貨」でのpip価値を、現在のレートで JPY に自動換算して表示します。
4) pips ⇄ 金額（円）の相互変換
- 金額（円） = pips × Lots × (pip価値/lotの円換算)
- いずれかの入力を更新すると、他方が即座に反映されます。
5) 推奨Lots（リスク管理）
- 入力した「口座残高（自動取得）」「Risk(%)」「損切幅(pips)」から、
1回の損失が残高のRisk(%)を超えないLotsを自動提案します。
- 公式：
推奨Lots = { 口座残高(円) × Risk(%) } / { 損切幅(pips) × pip価値/lot(円) }
※ 口座残高が円以外の場合は、その都度 円に換算して計算。
6) ブローカーに自動追従
- 「Digits / TickSize / TickValue/lot / PipSize / PipValue/lot (JPY)」が
情報欄に常時表示され、ブローカーが変われば値も自動で切り替わります。
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■ 2. 画面の見方と操作（色で状態が分かる）
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● 入力欄
「損切幅(pips)」「Risk(%)」「pips」「金額(円)」「Lots」「推奨Lots」「計算」。
- クリックした欄は「黄色」になります（＝現在のアクティブ欄）。
- クリックした欄に連動して値が変わる欄は「薄い水色」になります。
例）「金額(円)」を編集 → 自動で「pips」が計算され「薄い水色」に。
「pips」や「Lots」を編集 → 自動で「金額(円)」が更新され「薄い水色」に。
「Risk(%)」や「損切幅(pips)」を編集 → 「推奨Lots」が更新され「薄い水色」に。
● クリック即クリア
- どの入力欄も、クリックするとその欄の内容がクリアされ、すぐ新しい値を入力できます。
● 電卓
- 0〜9 / . / C（クリア） と、＋・－・×・÷・＝。
- 「計算」欄は式をそのまま表示（例： 2×3＝6.0000）。
- 数字ボタンはゴールド色、ON/OFFボタンはブルー。
● ON/OFFボタン（画面左下）
- 「表示: ON/OFF」… 情報欄＋入力欄のパネル全体の表示切替。
- 「電卓: ON/OFF」… 電卓パネルの表示切替。
● レイアウト
- 「計算」欄だけ、右端は固定のまま左方向に1.5倍の幅に拡張。
- 項目ラベルが見切れないように自動調整済み。
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■ 3. 計算の中身（数式・ロジック）
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(1) pipサイズ（pipSize）
- FX：
if Digits が 5 または 3 → pipSize = 10 × Point
それ以外 → pipSize = Point
- XAU/BTC/JP225など特殊銘柄： pipSize = TickSize（最小変動幅）
(2) 1ロットあたりのpips価値（口座通貨）
- 可能ならブローカー提供の TickValue/lot を利用：
pipValuePerLot_acct = (pipSize /TickSize) × TickValue
- 取得できない場合（フォールバック計算）：
① lot_eff = ブローカーのLotSize（不明時は推定：XAU≈100、BTC≈1、225≈1、FX≈100,000）
② quote金額 ≒ lot_eff × pipSize
③ 口座通貨へ変換（現在のレートで quote→account）
(3) 1ロットあたりのpips価値（円）
pipValuePerLot_JPY = pipValuePerLot_acct × (account→JPYの換算レート)
(4) pips ⇄ 金額（円）の相互変換
金額(円) = pips × Lots × pipValuePerLot_JPY
pips = 金額(円) / { Lots × pipValuePerLot_JPY }
(5) 推奨Lots
口座残高(円) = AccountBalance × (account→JPYの換算レート)
許容リスク金額(円) = 口座残高(円) × Risk(%) / 100
推奨Lots = 許容リスク金額(円) / { 損切幅(pips) × pipValuePerLot_JPY }
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■ 4. ゴールド／ビットコイン／日経225の注意点（ブローカー差）
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・ ゴールド（XAUUSD等）
- 多くのブローカーで 1 lot = 100 oz ですが、10oz/lot など独自仕様もあります。
- 本ツールはまず TickValue/lot を信頼し、取得不可のときだけ既定値で補完します。
- 情報欄の「TickValue/lot」「PipSize」「PipValue/lot (JPY)」を確認し、
想定と大きく異なる場合はブローカー仕様をご確認ください。
・ ビットコイン（BTCUSD等）
- 1 lot = 1 BTC のブローカーもあれば、0.1 BTC/lot など様々です。
- まず TickValue を使用、取得不可なら既定値 1BTC/lot で概算します。
- 価格の変動幅が大きいため、pipの桁（TickSize）やLotSizeの定義が妥当か必ず確認してください。
・ JP225 / JPN225 / NI225 / NK225（日経225）
- 1 lot あたりの指数単位や円建て/ドル建ての違いにより TickValue が大きく変わります。
- 情報欄の数値を確認し、実際の損益1pipsあたりの金額感が合うか必ず検算を。
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■ 5. 実際の使い方（おすすめ手順）
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1) チャートにインジケーターを適用すると、左下にパネルが表示されます。
2) 情報欄「Digits / TickSize / TickValue/lot / PipSize / PipValue/lot (JPY)」を確認。
・ USDJPY なら PipSize ≈ 0.01、PipValue/lot(JPY) ≈ 1,000円（1ロット=100k通貨）に近い値。
・ XAUUSD なら、ブローカー次第で数百〜数千円台のレンジが多め…など、
大きくズレていないかをざっくり確認します。
3) 入力を始めたい欄をクリック（黄色に変化）→値を入力。
・ 「金額(円)」を入れると「pips」が水色で自動計算、逆も同様。
・ 「Risk(%)」「損切幅(pips)」を入れると「推奨Lots」が水色で更新。
4) 電卓を使いたい場合、「電卓: ON」にして数字や演算子ボタンをクリック。
・ 「計算」欄に式と結果が表示されます（例：2×3＝6.0000）。
5) 邪魔なときは左下の「表示: OFF」「電卓: OFF」で一時的に隠せます。
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■ 6. 推奨Lotsの計算を詳しく（根拠）
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● 目的
1回のトレードで、損失が口座残高の「Risk(%)」を超えない最大Lotsを求めます。
● ステップ
① 口座残高(円) = AccountBalance × (AccountCurrency→JPYの換算レート)
② 許容リスク金額(円) = 口座残高(円) × Risk(%) / 100
③ 1ロットの1pips価値(円) = pipValuePerLot_JPY（情報欄の値を利用）
④ 1ロットの想定損失(円) = 損切幅(pips) × 1ロットの1pips価値(円)
⑤ 推奨Lots = 許容リスク金額(円) / 1ロットの想定損失(円)
● 例
口座残高 = 1,000,000円、Risk = 1%、損切幅 = 50 pips、
pipValue/lot (JPY) = 100円 の場合：
・許容リスク金額 = 1,000,000 × 1% = 10,000円
・1ロットの想定損失 = 50 × 100 = 5,000円
・推奨Lots = 10,000 / 5,000 = 2.00 lots
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■ 7. 正しく自動計算される条件と確認方法
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【基本方針】
・ 可能な限り、ブローカー提供の TickSize / TickValue / LotSize を使用します。
・ 不足データがある場合は、代表値でフォールバックし、最新レートで通貨換算します。
【正しく計算されるための前提】
1) ブローカーが MarketInfo を正しく返す（少なくとも Digits / Point / TickSize）。
2) 通貨換算に必要なシンボルが気配値に存在する（例：口座通貨→JPY のレート）。
3) 休場・通信断などで異常値（0やNaN）が返らない。
【自己チェック手順】
A) 情報欄の「PipSize」と「PipValue/lot (JPY)」が常識的な範囲にあるか確認。
B) USDJPY 1ロットで pips=10 を入力 → 金額(円) が約 10,000 円に近いか確認。
C) XAUUSD で 1pips の金額感が、ブローカーの仕様書と大きくズレていないか確認。
D) おかしい場合：
- 気配値に必要なレート（例：USDJPY など）を追加する。
- ブローカー仕様（LotSize/TickValue）を確認し、専用口座や指数CFDなどの
定義違いがないかをチェック。
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■ 8. パラメータ（外部入力）
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・ PanelWidth / PanelHeight_Fixed / LeftOffset / BottomOffset … パネル配置
・ RowHeight / LabelWidth / EditWidth / RowGap … レイアウト微調整
・ FontSizeMain / FontSizeInfo / PreferredFont* … フォント設定
・ AmountDigits / PipsDigits … 表示桁数（円は通常0）
・ KeypadGapX / ToggleBottomGap … 電卓・ボタンの間隔
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■ 9. よくある質問（FAQ）
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Q1. 金額(円)が想定より大きい/小さい
→ 情報欄の PipValue/lot (JPY) を確認。ブローカーの TickValue が未提供の場合、
代表値で補完されます。仕様とズレる場合は、そのブローカーに合わせたLotSizeを
使う専用版が必要なことがあります。
Q2. JPY以外の口座通貨でも使える？
→ はい。内部で口座通貨→JPYに換算しています。気配値に対応する通貨ペアが
表示されていることを確認してください。
Q3. XAU・BTC・225でpipsの桁は合っている？
→ 本ツールは TickSize を pipサイズとして採用します。ブローカーの最小変動幅を
そのまま1pipとして扱うため、仕様差にも追従します。
Q4. 「黄色」「水色」はどういう意味？
→ 黄色：いまユーザーが編集中の欄（クリックで即クリア）。
水色：その編集に連動して値が変わった欄（自動更新の可視化）。
別の欄をクリックすると、色は適切にリセットされます。
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■ 10. 既知の限界・注意
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・ ブローカーが異常な MarketInfo を返す場合、概算がずれることがあります。
・ 気配値に必要な換算シンボルが無い場合、換算レートが1.0扱いになり得ます。
・ CFD/先物/暗号資産などは、LotやTickValueの定義が口座タイプで変わります。
必ず情報欄での数値を確認し、実トレード前にデモ口座で検証してください。
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（以上）
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