RenkoCartV2

もう、ダマシに惑わされない。

価格の本質を捉え、トレンドの初動を正確に射抜く。
究極の練行足インジケーター「RenkoCartV2」、ここに完成。

あなたは、ローソク足の些細な動き（ノイズ）に翻弄され、大切な資金を失った経験はありませんか？
「上昇だと思ったら、すぐに下落して損切り…」
「エントリーした途端、逆行してしまう…」

そんなトレーダー共通の悩みを解決するために、「RenkoCartV2」は開発されました。

このインジケーターは、時間の概念を排除し、純粋な価格変動のみを捉える「練行足」チャートをあなたのMT4に生成します。ノイズが削ぎ落とされたチャートは、まるで霧が晴れたように真のトレンドを映し出し、あなたがエントリーすべき方向を明確に示唆します。

しかし、「RenkoCartV2」は単なる練行足ではありません。数々の改良を経て、トレーダーが必要とする全ての機能をここに集約しました。

• インテリジェント箱サイズ自動調整:
  相場の活気（ボラティリティ）に合わせて箱の大きさをリアルタイムで最適化。激しいトレンドも、穏やかなレンジ相場も、常に最適なスケールで市場を分析します。
• 決してあなたを裏切らない「完全非リペイントサイン」:
  トレンドの転換が完全に確定した次の足で初めてサインが出現。一度描画されたサインは、二度と消えたり動いたりしません。もう、気まぐれなサインに振り回されることはありません。
• チャンスを逃さない「高機能アラート」:
  チャートに張り付く必要はもうありません。サイン発生を瞬時にメールで通知。上昇・下降の選択も可能で、あなたのライフスタイルに合わせたトレードを実現します。
• 洗練された「片側ヒゲ表示」:
  前の足との価格ギャップのみをヒゲとして描画するロジックを採用。余計な情報を徹底的に削ぎ落とし、価格の連続性と勢いをより直感的に捉えることができます。

全てのパラメーターは日本語化され、直感的な操作が可能です。

「RenkoCartV2」を手に入れ、ノイズのないクリアな視界で、優位性の高いトレードの世界へ踏み出しましょう。

取扱説明書

1. 概要

「RenkoCartV2」は、標準のローソク足チャートから、価格のノイズを除去した「練行足」チャートをオフラインチャートとして生成するインジケーターです。
練行足の転換点にリペイントしないサインを描画し、メールで通知することができます。相場のボラティリティに応じて箱サイズやサインの表示位置を自動調整するATR機能を搭載しており、あらゆる相場環境に適応します。

2. 導入と設定の手順

本インジケーターの性能を最大限に引き出すため、以下の手順に沿って設定を進めてください。

1. インジケーターのインストール
   提供された RenkoCartV2.ex4 ファイルを、お使いのMT4の「MQL4」→「Indicators」フォルダにコピーし、MT4を再起動します。
2. チャートへの適用
   練行足の元データとしたいチャート（例：USDJPYのM1チャート）を開き、ナビゲーターから「RenkoCartV2」をドラッグ＆ドロップします。この時点ではパラメーターは変更せず、OKを押してください。
3. オフラインチャートを開く
   インジケーターがチャート左上に表示する情報（例：「M1 -> M2」）を確認し、MT4のメニュー「ファイル」→「チャートのオフライン表示」から、対応する通貨ペアと時間足（例：「USDJPY,M2」）を探して開きます。
4. 推奨テンプレート「練行足オフライン」の作成（初回のみ）
   見やすい練行足チャートにするためのテンプレートを作成します。
   • (1) 先ほど開いたオフラインチャート（例：USDJPY,M2）上で右クリックし、「プロパティ」を選択します。
   • (2) 「色の設定」タブで、背景色を「Black」、上昇バーと陽線を「Blue」、下降バーと陰線を「Red」などに設定します。お好みの色で構いません。
   • (3) 「全般」タブで、「グリッドの表示」のチェックを外し、「チャートを右へシフト」にチェックを入れます。
   • (4) 「OK」をクリックしてプロパティを閉じます。
   • (5) 再度、チャート上で右クリックし、「定型チャート」→「定型として保存」を選択します。
   • (6) ファイル名に「練行足オフライン」と入力し、保存します。
5. インジケーターの最終設定
   元のチャート（例：USDJPYのM1）に戻り、表示中の「RenkoCartV2」を右クリックして「インジケーターの設定」を開きます。「パラメーターの入力」タブで、「適用テンプレート名」が「練行足オフライン」になっていることを確認し、その他の設定をお好みに合わせて変更してください。

3. パラメーター解説

セクション1：練行足の基本設定

• 箱サイズ計算方式: 練行足の箱の大きさを決める方法を選びます。（推奨：ATRで計算_箱）
• 箱サイズ_pips: 「固定pips_箱」を選択した場合の、箱の大きさをpipsで指定します。
• 箱オフセット_pips: 箱が作られる価格の開始点をずらしたい場合に指定します。通常は0で問題ありません。
• ATR計算期間: ATRを計算する際の期間を指定します。デフォルトの14が一般的です。

セクション2：チャートとテンプレート設定

• 適用テンプレート名: 生成された練行足チャートに自動で適用したいテンプレートの名前を拡張子(.tpl)を除いて入力します。上記の手順で作成した「練行足オフライン」を指定します。
• ヒゲを表示する: trueにすると、前の足の終値との価格ギャップを埋める、洗練された片側ヒゲが表示されます。
• オンラインチャートをエミュレート: チャートの更新をスムーズにする機能です。通常はtrueのままにしてください。
• 特殊な通貨ペア名を使用: ブローカーの通貨ペア名が6文字を超える場合（例: USDJPY.pro）にtrueにします。

セクション3：転換サインの設定

• サインを描画する: trueにすると転換点にサインが表示されます。falseにするとサインは一切表示されません。
• 上昇サインの色: 上昇転換（陰線→陽線）のサインの色を選択します。
• 下降サインの色: 下降転換（陽線→陰線）のサインの色を選択します。
• サインのサイズ: サイン（チェックマーク）の大きさを0～4の範囲で指定します。

セクション4：サイン表示位置の設定

• オフセット計算方式: サインを足からどれだけ離すかを決める方法を選びます。（推奨：ATRで計算_オフセット）
• ATR倍率: 「ATRで計算_オフセット」を選択した場合、ATR値にこの倍率を掛けた値がオフセット距離になります。
• 固定オフセット_pips: 「固定pips_オフセット」を選択した場合の、足からの距離をpipsで指定します。

セクション5：メール通知設定

• メール通知モード: サイン発生時のメール通知条件を選択します。（上昇のみ、下降のみ、両方、送信しない）
• ※注意: この機能を利用するには、事前にMT4本体の「ツール」→「オプション」→「E-メール」タブで、ご自身のメールアカウント情報を設定しておく必要があります。

免責事項（ディスクレーマー）

• 本インジケーター「RenkoCartV2」は、トレーダーの取引判断を補助することを目的として作成されたものであり、特定の金融商品の売買を推奨したり、投資助言を行うものではありません。
• 本インジケーターを使用して行われた取引に関するいかなる損失・損害についても、作成者は一切の責任を負いかねます。全ての取引判断は、利用者ご自身の責任において行ってください。
• 本インジケーターは将来の利益を保証するものではありません。過去のパフォーマンスは、将来の成果を示唆するものではありません。
• ソフトウェアのバグや誤動作、通信環境の不具合などによって生じたいかなる不利益についても、作成者は責任を負わないものとします。
• 本インジケーターを利用した時点で、上記のすべての事項に同意したものとみなします。