HolyDiverV2
相場の"ズレ"を可視化する、
次世代MACDダイバージェンス・インジケーター
なぜ価格は高値を更新したのに、勢いが失われているように感じるのか？
なぜ価格は安値を切り上げているのに、上昇の力が弱々しいのか？
多くのトレーダーが感覚で捉えるその「違和感」こそ、トレンド転換や継続を予兆する重要なサインの源泉です。
熟練のトレーダーがチャートから読み取る価格とオシレーターの微細な"ズレ"、すなわち「ダイバージェンス」。この複雑な現象を、誰でも簡単に、そして正確に捉えるために、HolyDiverV2は開発されました。
もう、感覚だけのトレードに頼らない。チャートが発する静かな警告と好機を、あなたの目で見極め、自信に満ちた次の一手へと繋げてください。
相場の呼吸に同調する、動的分析エンジン
「今の相場に、この設定は合っているのか？」
そんなトレーダーの永遠の悩みに、HolyDiverV2は「自動調整」という答えを出します。
本インジケーターは、相場の変動率を示すATR（Average True Range）を基準に、分析レベル（閾値）を自動で最適化。ボラティリティが高いトレンド相場では、些細なノイズを排除し、より重要なサインを。動きの少ないレンジ相場では、感度を高めて小さな転換の芽も逃しません。
もちろん、ご自身の経験を活かしたい方向けに、ATRを平滑化した安定モードや、数値を固定する手動モードも搭載。あらゆる相場状況と戦略に、柔軟に対応する設計です。
未来を先読む、二段階のアプローチ
チャンスは、ある日突然訪れるわけではありません。それは常に、小さな"兆候"から始まります。HolyDiverV2は、独自のロジックによりダイバージェンスを二段階で検出します。
第一段階：進行中ダイバージェンス（点線）
まだ形成途中にある、未来の可能性。「そろそろ流れが変わるかもしれない」という心の準備と、シナリオ構築の時間を与え、慌ただしいエントリーを防ぎます。
第二段階：確定ダイバージェンス（実線）
条件が整い、サインが確定した瞬間。それは、あなたの戦略を実行に移すための、強力なテクニカル的根拠となります。
この二段階のアプローチが、監視から実行まで、トレードプロセスを冷静にサポートします。
戦略に集中できる、選択式スマート通知
本当に必要な情報だけが、あなたの手元に届けられます。一般的なオン/オフのみのアラートではなく、HolyDiverV2はあなたのトレード戦略に合わせて通知内容を細かく選択できます。
買い方向(Bullish)のみ通知
押し目買いや底値買いを狙う戦略に。
売り方向(Bearish)のみ通知
戻り売りや天井売りを狙う戦略に。
この選択式のメール通知機能により、ノイズとなる無関係なアラートに惑わされず、PCから離れていても、狙い定めた絶好の機会を逃しません。
■□ パラメータ詳細解説 □■
------ ① 基本設定 ------
MACD_Period_Setting
分析の核となるMACDの期間を設定します。
Long: 長期設定（19, 39, 12）。ゆったりとした大きな波を捉えたい場合に適しています。サインの頻度は減りますが、信頼性が高い傾向があります。
Middle: 通常設定（12, 26, 9）。一般的なMACD設定で、より短期的な価格変動に反応します。
Threshold_Mode
ダイバージェンスを認識する感度（閾値）の決定方法を選びます。
ATR_Mode: ATR（相場の変動率）を基準に、閾値を毎足自動で調整します。相場状況を問わず使える、最も推奨されるモードです。
ATR_Smoothed_Mode: ATRをさらに平滑化（平均化）した値を使用します。急な変動に左右されにくい、より安定した閾値になります。
Manual_Mode: 下記②で設定する固定値を使用します。特定の通貨ペアや時間足に特化した設定をしたい上級者向けです。
------ ② 手動モード設定 ------
Manual_Mountain_Level / Manual_Valley_Level
Threshold_ModeでManual_Modeを選択した場合にのみ有効です。MACDヒストグラムがこのレベルを超えた場合に「山」や「谷」（＝ダイバージェンスの起点）として認識します。
------ ③ 自動(ATR)モード設定 ------
ATR_Period_For_Level
閾値の計算に使用するATRの期間です。数値を大きくすると、より長期的なボラティリティを反映します。
ATR_Multiplier
算出されたATRに乗算する倍率です。この数値を大きくすると閾値の幅が広がり、よほど大きな動きがないとダイバージェンスと認識されなくなります（サイン厳選）。小さくすると敏感に反応します。
ATR_Smoothing_Period
ATR_Smoothed_Mode選択時に、ATRを平滑化するための期間です。数値を大きくするほど、より滑らかな閾値になります。
------ ④ 表示設定 ------
Show_Level_Band
インジケーターウィンドウに表示される閾値の間に、帯（バンド）を描画するかを設定します。trueにすると視覚的に分かりやすくなります。
Level_Band_Color
上記で表示される帯の色を自由に設定できます。
------ ⑤ 確定ダイバージェンス設定 ------
Show_Confirmed_Indicator_Line
インジケーターウィンドウ内に、確定したダイバージェンスのラインを表示します。
Show_Confirmed_Price_Line
メインの価格チャート上に、確定したダイバージェンスのラインを表示します。
Sign_ATR_Period
確定サイン（チェックマーク）を表示する位置を、ローソク足からどれだけ離すかをATRで自動調整するための期間です。
Bull_Divergence_Color / Bear_Divergence_Color
強気（買い示唆）と弱気（売り示唆）のダイバージェンスラインとサインの色をそれぞれ設定できます。
------ ⑥ 進行中ダイバージェンス設定 ------
Show_InProgress_Line
trueにすると、まだ確定していない「ダイバージェンスの兆候」をラインで表示します。早期警戒シグナルとして機能します。
InProgress_Line_Color / InProgress_Line_Style
進行中ラインの色とスタイル（点線、破線など）を設定できます。
------ ⑦ シグナル設定 ------
Show_Signal
ダイバージェンスとは独立した、WPRをベースにした逆張りサイン（矢印）の表示/非表示を切り替えます。
Signal_RISK
矢印サインの感度を1から10の範囲で調整します。数値を大きくするほど条件が厳しくなり、サインの出現頻度が下がります。
Signal_CountBars
矢印サインを過去何本のスパンで計算するかを設定します。チャート表示が重い場合に数値を小さくすると、計算負荷が軽減されます。
Signal_Up_Arrow_Color / Signal_Down_Arrow_Color
上昇サインと下降サインの矢印の色をそれぞれ設定できます。
Signal_Arrow_Size
矢印の大きさを調整します。
Filter_Signal_By_Histogram
trueにすると、矢印サインをMACDヒストグラムでフィルタリングします。上昇サインはヒストグラムがマイナス圏の時に、下降サインはプラス圏の時に出やすくなり、逆張りとしての精度向上を狙います。
------ ⑧ 通知設定 ------
MailAlertMode
進行中ダイバージェンスが検出された際のメール通知を設定します。
Alerts_Off: 通知しません。
Alerts_Bullish_Only: 買い方向のサインのみ通知します。
Alerts_Bearish_Only: 売り方向のサインのみ通知します。
Alerts_Both: 全てのサインを通知します。
※本機能の使用には、MT4本体でのメール設定が別途必要です。
■□ 免責事項 □■
本ソフトウェアは、お客様の取引を補助するためのテクニカル分析ツールであり、投資助言を目的としたものではありません。
インジケーターが示す全てのサインや描画は、過去のデータに基づく分析結果であり、将来における利益を保証するものでは決してございません。
本ソフトウェアを利用した取引に関する最終的な投資判断は、全てお客様ご自身の責任と裁量において行っていただくものです。
万が一、本ソフトウェアの使用または使用不能から生じるいかなる種類の損失（利益の逸失、事業の中断、その他の金銭的損害を含むがこれらに限定されない）に関しても、開発者は一切の責任を負わないものとします。ご購入の前に、上記内容を十分にご理解、ご承諾いただけますようお願い申し上げます。
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