MTF ATR

【概要】
多様な時間足のATRを一挙にPIPS表示できます。 また、どのくらいATRが「満たされた」のかもわかります（充足率。値幅÷ATR×100）。 例えば、ある通貨ペアのある時点における5分足のATRが5ピップスだったとしましょう。 もしも2.5ピップスの値動きが生じたら、このインディケータはATRの値の横に50パーセントと表示します（充足率は５０％）。 充足率が100パーセントになったら（上記の例では５ピップスの値動きが生じたら）アラートで知らせることもできます。 フォントや色、フォントサイズなどは変更可能です。 試用版があります。
【ATRの重要性について】
ATRを用いればどのくらい値動きが生じそうかわかります。 例えば、1時間足のATRが15ピップスならば、次の1時間足のロウソク足では15ピップス値動きしそうであることが解ります。 逆に充足率が100％に近付いたら「そろそろ反転するのでは」「もうこれ以上このロウソク足では値が伸びにくいだろう」と確率的に分析できます。このインディケーターを用いることで、ストップロスやテイクプロフィットの設定がしやすくなります。逆張りにも使えるでしょう。とはいえ、ATRのみでトレードするのは少々危険なので、他のトレード手法と組み合わせてください。 注意：本インディケータはストラテジーテスターでは上手く機能しません（ストラテジーテスターではMTF分析が出来ないため）。
【活用例】
・MTF＿ATRで逆張り・その１

1時間足で充足率が１００％以上になったとしましょう。この際に5分足チャート上でピンバー等が生じたら逆張りしてみるのも良いでしょう。このように上位タイムフレームの充足率が１００％以上になったら、下位タイムフレームで逆張りを狙いやすくなります。

・MTF＿ATRで逆張り・その２

２００％・３００％のように充足率が非常に高くなる時があります。これは一種のアノマリーです。こうした現象はニュース発表時等に発生しやすくなります。充足率が異常に高くなったら逆張りするチャンスでもあります。例えば、急に買いが強まって充足率が５００％超えしたとしましょう。この場合には急落すると予想して逆張りを狙ってみるのもありです。RSIやプライスアクション等のような他のトレード手法を活用してエントリーチャンスを探ってみてください。

【パラメータ】

パラメータ名	説明
Alert	充足率が１００パーセントになったらアラートで知らせるかどうかを規定
Color	フォントカラー
Positon	テキスト位置を設定
ATR Period	ATRの計算に用いる期間
ShowATR_1m	１分足のATRを表示
ShowATR_5m	５分足のATRを表示
ShowATR_15m	１５分足のATRを表示
ShowATR_30m	３０分足のATRを表示
ShowATR_1h	１時間足のATRを表示
ShowATR_4h	４時間足のATRを表示
ShowATR_1D	日足のATRを表示
ShowATR_1W	週足のATRを表示
ShowATR_MN	月足のATRを表示
fontsize	フォントサイズ変更