
ゴゴジャンに限らずたくさんの市販EAを実際に購入し検証してきました。
その経験の中で、自分好みにEAの性質を変えたいという思いが生まれてきました。
EA作者さんの考えで『トレーリングストップ機能』がないEA。
エントリー後、逆行する事が多いけど、いつのまにか利確しているEA。
同値で複数ポジションを取得するけど、特に意味を感じないEA。
ここをこうしたい、こうした方がもっと良くなると思う。
そんな想いからメインEAに機能を付加するサポート型EAを考えました。
今後もアイデア次第でたくさんのサポート型EAを生み出していけたらと思います。

機能はとってもシンプル!
トレーリングストップがないEAにトレーリングストップを追加します!
EA Trailは、トレーリングストップを追加するサポートタイプのEAです。
■トレーリングストップとは■

●トレーリングストップ機能がないEAだと…
あともう少しでTPに達するのに、そのままズルズルと下がってしまい…
結局利益を取り逃がしてしまう。
TP手前で相場が急変し、価格が下落または急騰し、そのまま利益が出ない形で損切りなど…
もしも、そんなEAにトレーリングストップ機能があれば…
そのままTP値に届く、またはSL値で一定の利益を確保しての撤退が出来る為、精神的にも安心して見守っていられます。
※内部ロジックがあるEAの場合は、TPやSLに到達前に利確、損切りをします。

EA Trailのご利用方法ですが、まずは下記のゴゴジャン EAの設定方法をご確認ください。
ゴゴジャンEAの設定方法はこちらから
EA Trailは、EAと同じくMT4画面から左上の『ファイル』▶『データフォルダを開く』▶『MQL4』▶『Experts』フォルダに入れてください。
■チャートへの配置について■
メインEAを設定しているMT4内で、メインEAとは別のチャートを開きます。
開くチャートは
同じ通貨ペアの1分足でお願いします。


ご覧のように、難しいパラメータ設定はございません。

■各パラメータの説明■
----- 共通パラメータ設定 -----
①トレールさせたいEAのマジックナンバー1を指定
②トレールさせたいEAのマジックナンバー2を指定
③トレールさせたいEAのマジックナンバー3を指定
④トレールさせたいEAのマジックナンバー4を指定
⑤トレールさせたいEAのマジックナンバー5を指定
①~⑤は、トレーリングストップをさせたいEAのマジックナンバーを入力してください。
同じ通貨ペアでしたら最大5つ設定できます。複数チャートにEA Trailを設定しなくて済むので便利ですが、下記のトレーリングストップで設定した値も共通となります。
----- トレーリングストップ設定 -----
⑥トレーリングストップ(ON OFF)
▶ trueでON falseの場合はマジックナンバーを指定していてもトレールはしません。
⑦トレーリングストップスタート(pips)
⑧トレーリングステップ(pips)
➈トレーリング間隔(秒)
■トレーリングストップの説明■
含み益が出たら指定のpips分トレール発動
トレーリングストップスタートで4pips、トレーリングステップで1pipsの設定ですと、4pipsの含み益で、建値から1pips分含み益がある位置にSLを設定。
以後、更に含み益2pips(1+1pips)に達したら、建値から2pips(1+1pips)分含み益がある位置にSLを移動する。
以後同様。
トレーリング間隔は、サーバーに負荷を掛けない為に、次トレールの開始を5秒後に設定されています。
上記設定された秒数以上じゃないとトレーリングステップpipsは発動されない。
5秒以上推奨。
■同じ通貨ペアの複数EAにEA Trailを適用する
下記パラメータ設定値に、それぞれのマジックナンバーを入力。
トレーリングストップ値は、共通の値になります。

<チャート適用図はこちら>
下記は、【USDJPY通貨ペア】のEA5つに対して、『EA Trail』でトレーリングストップを設定したチャート画面です。

トレーリングストップ値を、EA毎に別々に設定したい場合には、それぞれのEAに対して、1つのEA Trailを設定して頂きます。

非常にシンプルな機能ですが、メインのEAにトレーリングストップ機能を追加したい時に、ぜひご利用してみてください。