鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年7月14日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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スポットゴールド市場は4月3,499㌦の史上最高値を付けて以来、3,200㌦から3,400㌦超のレンジで推移。この間、今週で12週を経過。現行8年サイクル内の調整期間としては平均的である。これまでの最長は22週であったが、これは8年サイクルがスタートして最初の上昇後の調整であった。以降の調整は10週前後で終わっている。今回、直近の安値、6月30日(3247.30)で調整が終了していたとなれば10週目となる。これは最初の22週の調整を除けば、平均値の範囲内。もし調整を終えていれば最低でも3週以上は続伸する。その場合は1年サイクルトップに向けて最後の上昇時間を残していると言えよう。この1年サイクルトップは平均的には8~9月に付ける予定だが、既に4月22日にトップアウトしていたなら、第1―1年サイクルの如く、高値から20週前後の調整が必要になろう。このボトムは9~10月になる。
以上は1年サイクルベースから見たざっくりとした金相場にイメージだが、今夏以降の米国のビッグイベントがカギを握る。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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講師:鏑木 高明 株式会社投資日報社 代表取締役
【主なテーマ】
・メリマンアストロロジーによる4月転換に続き、6~7月転換は?
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