2025-7-5 ドル円・ゴールド・S&P500
【ドル円】
上画像は、『世界最小から始める次世代ZigZag』と『トレンドラインPro2』を重ねて表示させています。
月足の弱気の三角(ディセンディングトライアングル)からか、140円の下ブレイクを意識した売りポジションは依然として多い様です。
ただ、月足での140円タッチ間隔を見ると、下ブレイクまで最低でもあと1~2ヶ月は日柄調整が必要そうに思います。
あと、前提として、月足レベルではアップトレンドの途中です。
140円の下ブレイクができなければ、溜まっている売りポジションは踏み上げられて、大きく円安方向へ走る可能性もゼロではありません。
今週のドル円は、横ばい継続となりましたが値幅は2円ほどありました。
横ばいの割には、週始めや終わりの下げなど、テクニカル的に分かりやすかったですね。
来週のドル円も、横ばい傾向(週足ZigZagが紫)が続くかもしれません。
現時点では、辛うじてアップトレンド形状ではありますが、上も下も堅いので、どちらも勢いが乗りにくそうです。
MA(移動平均線 期間:1年 月足なら12 週足なら52)も順調に下りてきて、来週は、日足の上白線と重なりそうです。
もし、ここまで上げて、反発が起こる様であれば、しっかりとした下げに繋がるかもしれません。
日足の下白線を下抜ける様であれば、攻防範囲が、そこと140円までの間に一段下がるかと思います。
ただ、140円を下抜けは、何かしらのショックが無い限り、まだタイミングが早すぎる様に感じています。
場合によっては、上画像白丸内にて動きが収まってしまうかもしれません。
この場合は、値幅は1円ですので、素直に他の通貨ペアに目を向けた方が良いと思います。
【ゴールド】
上画像は、『世界最小から始める次世代ZigZag』と『トレンドラインPro2』を重ねて表示させています。
今週のゴールドは、トレンドラインが意識されて上へと反発しました。
先週の内容と変わりなく、トレンドライン反発時は、このまま高値更新が意識されると思います。
チャート形状としても、アップトレンドが維持されていますが、急に上がり過ぎたゴールドから他に資金が移っている様です。
これは、より効率の良い投資先へ移動しただけで、ゴールド自体は今後も上がり続けるかと思います。
日足の白水平線の範囲が意識されやすく、順調なら上抜け、もし、下抜けるなら、少し深めの調整局面入りと考えて良さそうです。
少し大きめに下げたとしても、需給面から、下げ続けることは無いと考えています。
【S&P500】
上画像は、『世界最小から始める次世代ZigZag』と『トレンドラインPro2』を重ねて表示させています。
S&P500は、週単位ではなく、長期目線でしか見ていません。
基本的には、ゴールドと同じで、通貨供給量が増え続けていますので、長期的には上げ続ける要素が前提にあります。
とはいえ、アメリカから覇権を奪う動きがあちこちで起こっており、それはジワジワ進行するものらしいですが、特に中国などは今にも強く上げそうなチャート形状をしているので気になっています。
イラン攻撃を含め必死にドル離れを抑えようと動いている様ですが、転び方次第では、今までにない長期的な暴落に繋がる可能性もありますので要警戒です。
目先としては、最高値更新後、今のところ勢いが弱いですね。
先週お伝えしたフィボナッチ161.8辺りを勢いよく超えなければ、関税ショック後の上げ勢いは失われ、調整局面として横ばい傾向となる可能性があります。
調整でもし下げても、最高値更新後ですので、上げ基調として買いが入るものと思います。
アメリカ人は、日本人と違って、上げてるところをどんどん買う傾向があるので、大きなトレンドが生まれやすいです。
今のチャート形状だと資金が入りやすいかと思いますが、それでも上げきらないなら、怖いので資金引き上げの検討をしようと思います。
* 参考画像にある、白丸や白線は、後から加筆したものです。
* 画像が小さくて見づらい方は、画像の上で右クリックし、『新しいタブで画像を開く』を選択すると原寸大となります。
* 先入観は害にしかなりませんので、あくまで1つのシナリオとして、参考とする程度でお願いできれば幸いです。
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