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アミダ
2025/07/05 09:00
公開: 2025/07/05 09:00
更新: 2025/07/05 09:00
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[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す]
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] は、インジケーターに頼らずにローソク足と価格の動き(Price Action)から市場の本質を読み解くためのシリーズです。大口プレイヤーの行動や相場心理をチャートの“物語”として捉え、誰でも実践しやすい視点で解説します。初心者から中級者まで、価格の真実を深く理解したい方に向けた内容です。

[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン11:前日・前週の高値安値を活用したブレイクアウト戦略

FX

前回のレッスンでは、「デイリーオープン戦略」をご紹介し、1日の始まりの価格を起点としたサポート・レジスタンスの見極め方について学びました。

今回はさらに一歩進めて、前日または前週の高値・安値(High & Low)を活用したトレード戦略をご紹介します。


1. なぜ前日の高値・安値が重要なのか?

過去の高値や安値は、次のような市場参加者の心理が反映された水準です:

  • 高値(High):買い手が積極的に買い進んだが、それ以上買えずに失速したポイント

  • 安値(Low):売り手が一時的に市場を支配したが、下落の勢いが止まったポイント

これらのレベルは、多くのトレーダーに強く記憶されるため、価格が再び接近したときに強い注目を集め、サポートやレジスタンスとして機能しやすくなります。


2. 私が使う「ブレイク&リターン」アプローチ

この戦略では、従来の「前日の高値=売り」「安値=買い」の逆張り手法は使いません。
その理由は、「フェイクブレイク(ダマシ)」に巻き込まれるリスクが高いからです。

私の手順は以下の通りです:

  1. 前日の高値または安値がブレイクされるのを確認

  2. その後、1〜3本のローソク足(30分足)で価格がブレイク方向にしっかり定着しているかを確認

  3. ブレイクされた高値/安値が、それぞれ新たなサポート/レジスタンスとして機能することを確認

  4. 価格が再びその水準に戻ってきたら、トレンド方向と同じ方向でエントリー


3. 実際のエントリーシナリオ

  • 買いのシナリオ(ロングエントリー):
     → 前日の高値を上抜け
     → 価格が上で定着(1〜3本の30分足)
     → 高値が新たなサポートとなったことを確認
     → 価格が戻ってきたときに買いエントリー



  • 売りのシナリオ(ショートエントリー):
     → 前日の安値を下抜け
     → 価格が下で定着(1〜3本の30分足)
     → 安値が新たなレジスタンスに変わったことを確認
     → 価格が戻ってきたときに売りエントリー


4. 週足でも応用可能

この考え方は、前日の高値・安値だけでなく、前週の高値・安値にもそのまま応用可能です。
週足のブレイクは、より大きなトレンドの転換点になることが多く、スイングトレードなどでも非常に有効です。


✅ まとめ

「前日の高値・安値」を基準とした戦略は、シンプルながらも非常に強力なブレイクアウト型のトレードアプローチです。
ただし、しっかりとしたブレイク確認と押し戻りのエントリーポイントの見極めが重要です。

次回のレッスンでは、強い高値・安値と弱い高値・安値 を紹介していきます。


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アミダ
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こんにちは、 私は2010年に大学で学び始めた頃から投資を始めました。私は株式、仮想通貨、外国為替市場など、あらゆる市場に投資してきました。そして、多年にわたって、どの投資市場でも利益を上げるためには感情を持つことはできないということに気付きました。そのため、私は自動取引プログラム(EA)を開発することを決めました。私は常に、投資BOTが人間よりも優れていると信じています。そして、今までに自動取引ソフトウェアの開発において10〜13年の経験を積んできました。 もしあなたが優れた取引製品を探しているか、またはあなた自身の戦略を製品化したい場合は、お気軽にご連絡ください。
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