イスラエルとイランにおける停戦合意の報を受けて、「有事のドル買い」の解消が先行。
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【6/24相場概況】
東京時間、トランプ米大統領が「イスラエルとイランの間で完全かつ全面的な停戦が合意された」と発言すると、前日まで進んでいた「有事のドル買い」の解消が先行。ドル円は、一時145.05円まで下落。なお、イスラエル・イラン紛争についてはイラン側が停戦を一時否定するなど情報が錯綜する場面もあったが、その後双方が停戦案に同意したと伝わった。欧州時間、ネタニヤフ・イスラエル首相が「イランとの停戦に同意した」との発言が伝わると、ドル円は145.00円まで下落。停戦合意後、「イランからイスラエルに向けて発射されたミサイルを確認」というイスラエル軍の発表を受け、ドル円は145.41円まで買い戻されたが、その後ドル円は145.00円を挟む小動き。NY時間、「有事のドル買い」の解消が進む中、6月米消費者信頼感指数が予想下振れ。パウエルFRB議長が米下院金融サービス委員会で「インフレが低下し労働市場が軟化した場合、利下げ前倒しの可能性もある」「インフレ率は予想ほど強くない可能性がある」などと発言すると、米10年債利回りの低下とともに全般ドル売りが先行し、ドル円は一時144.51円まで下落。
【6/25相場観】
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