ドル円、有事のドル買いで一時148.02円まで上昇後、米利下げ観測などで下落。
FX
【6/23相場概況】
東京時間、ドル円は、前週末米国がイランに空爆した事で「有事のドル買い」が先行し、早朝に146.79円まで上昇。その後146.14円まで下押しとなるが、147円台前半まで上昇。欧州時間、ドル円は、中東情勢が緊迫化する中、一時148.02円と5/13以来の高値を更新。NY時間、ボウマンFRB副議長が「インフレ圧力が抑制されれば、7月利下げを支持する可能性がある」と発言したことをきっかけに、米10年債利回りが低下し、全般ドル売りが先行。欧州序盤まで進んでいた「株安・原油高・ドル高」を巻き戻す動きが優勢となり、ドル円は146.00円まで下落となった。
また、イランは米国の軍事介入に対して、カタールの米軍基地を標的にミサイル攻撃を実施したと伝わった。一部報道によると「イランは外交ルートを通じて米国とカタールに攻撃を事前通知していた」、カタールは「ミサイルの迎撃に成功し、人的被害はなかった」と発表。市場では「イランの報復は限定的」と解釈され、原油価格が急落・NYダウ平均は一時400ドル超上昇・ドルインデックスは低下となった。
【6/24相場観】
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