2025-6-21　ドル円・ゴールド・S＆P500

【ドル円】

上画像は、『世界最小から始める次世代ZigZag』と『トレンドラインPro２』を重ねて表示させています。

ドル円の来週の基本戦略は、下に引き付けての押し目買いです。

月足・週足・日足と、順に三角持ち合いを形成していましたが、日足の三角持ち合いが上にブレイクし、上を試す展開となったかと思います。

目先では、日足白丸や日足白線に止められた形ですが、トレンドは抵抗を突破しやすいという傾向を考えると、上に抜ける可能性が高いと考えています。

懸念点としては、三角持ち合いの下ラインを割り込む展開も多かったので、今回の上ブレイクも勢いが乗らなければ、日柄調整が終わるまで、三角持ち合いを無視した、完全に方向感のない横ばいの展開となります。

上抜け後に勢いが乗る場合は、月足白線で加筆した様な展開をイメージしていたりしますが、これは月足の弱気の三角持ち合い（ディセンディングトライアングル）が意識された場合の展開です。

逆に、３度試した１４０円を根拠に、下は堅いとして、そのまま円安方向に解き放たれる可能性もゼロではありません。

日本もアメリカも危うい状況ですので、どう転ぶかは分かりませんが、私達は転んだ方向に付いていくのみです。

【ゴールド】

上画像は、『世界最小から始める次世代ZigZag』と『トレンドラインPro２』を重ねて表示させています。

ゴールドの基本戦略は、下に引き付けての押し目買いです。

繰り返しになりますが、アメリカ奇跡を起こさない限り、ゴールドは上昇を続けると考えています。

下がったところを買う、もしくは、積み立てが良いと思います。

チャート的には、アップトレンドで、直近は下を試している展開となっています。

すぐに買いが入って上昇する可能性が高いですが、４日間足白丸を下抜けたら、押し目買いのタイミングはしっかり見極めた方が良さそうです。

直近の上昇が急で、MA（移動平均線）も追いついていないため、日足のトレンドラインや白丸の水平線を下抜ける様であれば、日柄調整の横ばい局面に入るものと思います。

【S&P500】

上画像は、『世界最小から始める次世代ZigZag』と『トレンドラインPro２』を重ねて表示させています。

S&P500は、週単位ではなく、長期目線でしか見ていません。

環境としては、月足白丸やトレンドラインでの反発にて、アップトレンドの一時的な調整が入り、戻している状況となっています。

移動平均線を見ても、上げの勢いは衰えていません。

この場で長期間の足踏みでも起こらない限り、最高値更新に向けて動くのではないかと感じています。

目先では、４時間足白丸の下抜けでしばらく下を試す展開とはなりそうですが、一時的な調整で終わる可能性が高いです。

大きく下を試しにいく展開となるには、ショックが起こらない限り、数ヶ月単位で日柄調整が必要だと考えています。

＊　参考画像にある、白丸や白線は、後から加筆したものです。

＊　画像が小さくて見づらい方は、画像の上で右クリックし、『新しいタブで画像を開く』を選択すると原寸大となります。

＊　先入観は害にしかなりませんので、あくまで１つのシナリオとして、参考とする程度でお願いできれば幸いです。

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