FOMC政策金利据置・パウエルFRB議長は利下げに慎重姿勢継続。
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【6/18相場概況】
東京時間、ドル円は、朝方145.44円を付けた後、FOMCやパウエルFRB議長発言を控え、ポジション調整の売りでジリ安。昼過ぎに「イスラエル軍がイランの核施設を攻撃した」などの報道も伝わったが、「有事のドル買い」にはつながらなかった。欧州時間、トランプ米大統領が「イランからの接触があった」「イランは交渉を望んでいる」などと発言すると、中東情勢における過度な警戒が後退。有事のドル買いに対する巻き返しで、ドル円は144.53円まで下落。NY時間、FOMCは、市場予想通り政策金利を4.25-4.50%で据え置くことを決定。声明では「経済の見通しを巡る不確実性は低下したものの、依然として高い」との見解が示され、「失業率とインフレ率の上昇リスクが高まった」との文言を削除した。ドル円は発表直後144.32円まで下落。その後、パウエルFRB議長が記者会見で「労働市場の状況は引き続き堅調」「調整を行う前に、より詳細な情報が得られるまで待つのが適切」「労働市場は利下げを強く求めていない」などと述べ、早期利下げに慎重な見方を示したことから、ドル買いが先行し、ドル円は145.22円まで上昇。
【6/19相場観】
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