仮想通貨相場分析【4月15日】
暗号通貨
ビットコインは先週76000ドルからこの週は上昇し現在は85000ドルの水準で推移をしています。
チャートでは76000ドルから85000ドルでのレンジ相場になりつつあるのではないか。相場に方向性がない場合はこの間をしばらく動く可能性を感じています。
直近の相場上昇については、関税が90日間停止したというニュースが一番大きい要因ではないでしょうか。
この関税のニュース。停止したというニュースで株価や仮想通貨市場に資金が入るという流れ、関税を強化すればするほど自由な貿易が阻害され、経済だ停滞するような流れを示しているのかもしれません。
このことによりさらにインフレ再燃という流れもあり、現在かなり慎重な場面の経済状況ではないでしょうか。
また米国債の金利上昇からトランプ大統領はFRBに金利引下げをこの段階で求めているとのことですが、よりベストな流れがあるとすると、関税の引き下げ、金利引下げなどが同時に起こった場合に市場にかなりのインパクトを与えるのかもしれません。
現在緊張が続く経済状況で、短期的なマイナス面ともいえますが、ビットコインが今後デジタルゴールドして需要が高まるのは長期目線としてそうではないかと感じています。
◯ビットコイン上昇のシナリオとはーカルダノ、チャールズ・ホスキンソン
カルダノ(Cardano)ブロックチェーンの創設者、チャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏によると、現在約8万1000ドルのビットコイン(BTC)は、マイクロソフト(Microsoft)やアップル(Apple)などの大手テクノロジー企業が暗号資産(仮想通貨)業界に参入することで、早ければ今年中に25万ドルまで急騰する可能性がある。
ホスキンソン氏はCNBCとのインタビューで、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の相互関税政策によって引き起こされた市場の最近の混乱にもかかわらず、ビットコインの将来について楽観的な見方を示した。関税への懸念が薄れ、米連邦準備制度理事会(FRB)の動きが市場に影響を与えるようになれば、ビットコインは「今年末か来年には」その水準まで上昇する可能性があると語った。
ホスキンスン氏によると、米ドルなどの法定通貨にペッグされたトークンであるステーブルコインは、アップル、マイクロソフト、アマゾン(Amazon)などの「マグニフィセント・セブン(Magnificent 7)」と呼ばれる大手テクノロジー企業に広く採用される可能性があるーーーーコインデスク
◯レイ・ダリオ氏: 株価暴落で米国債からゴールドに資金が逃避している
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、Bloombergのインタビューで株価の下落と米国債、金相場の関係について語っている。
株価が下落するとき、日本円のような超低金利通貨を除き、ドルは多くの通貨に対して上昇する。また、米国債も安全資産として買われ、価格が上昇するのが普通である。
だが今回の株安相場では極めて例外的なことが起きた。ドルが円とユーロと人民元のすべての通貨に対して下落し、またリーマンショック時でさえも上昇した米国債が下落したのである。
筆者を含め、一部の金融関係者はこれらの動きを株価の下落そのものよりもよほど心配している。株価が20%弱下落することなど数年に一度あることだが、株価下落時に米国債とドルが下がったことはこれまでなかった
長短金利差が開き、ドルが下がり、市場が荒れるとき、それはドル資産の買い手不足の問題を反映した動きだということになる。だからわたしは関税よりもその方を心配している。
ーグーロバルインベストメントインスティチュートより
◯アーサーヘイズ「全部買え」
アーサー・ヘイズ(BitMEX共同創業者)は、4月10日からXのポストで「10年物米国債利回り」について言及し、最終的に「全部買え!」と呼びかけました
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(本記事は2016年から配信をしております)
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