米相互関税即時発動見送りで過度な懸念後退。ドル円は152円台へ下落。
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【2/13相場概況】
東京時間、ドル円は、日経平均の上昇・本邦実需勢のドル買い観測などで、一時154.66円まで上昇となるが、その後は伸び悩み。欧州時間、ドル円は利食い売りが先行し153円台後半まで下落。NY時間、1月米PPI(卸売物価指数)が予想を上振れると、ドル円は一時154.00円まで上昇となるが、買い一巡後は米10年債利回りの低下などもあり、上値が重かった。また、トランプ米大統領は、外国が米国製品にかけている関税と同水準の税率をかける「相互関税」の導入を指示する大統領令に署名。しかし、今後は米通商代表部(USTR)や米商務省が、国ごとに調査したうえで個別の対応を取るとし、即時発動は見送られ、貿易摩擦を巡る過度な懸念が後退。ドル円は、152.69円まで下落。
【2/14相場観】
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