金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1960号/加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 012-02323GogoJungleトップへ
icon 一覧
GogoJungleへ
記事作成

マイページを見る
ログアウト
あとで読む0
お気に入り0
購入済み0
記事作成
GogoJungleトップGogoJungleトップ
カート
お知らせ
ご利用ガイド
林投資研究所
2022/05/19 15:00
公開: 2022/05/19 15:00
更新: 2022/06/29 15:20
icon
連載
株式投資「虎の穴」〜億を稼ぐ投資家【養成講座】
株式投資にまつわるテーマが中心ですが、FX、商品先物、株価指数先物など、投資全般を貫く相場の「タテ軸」、すなわち「投資技術」「投資哲学」といった、稼ぐ投資家になるための「基礎・土台」について、実践的な対応を絡めながら、プロの視点でお伝えします。 毎週2回、月曜日と木曜日に更新。新着動画もご覧になれます。 執筆 林投資研究所 林 知之

負けに不思議の負けなし

株式
シンプルに考える──そんな姿勢を示す具体的なものとして、「指し値をしない」という行動スタイルがあります。

分、秒の単位で行動を決めるデイトレードでさえも、指し値を活用するケースが多いようですが、私は指し値という行為をズバリ否定します。

一般的な商取引とは異なり、価格交渉は通用しない、そのかわり短期間で価格が大きく変動する、その動きを利用して儲けるのがトレード──こう考えると、「価格はマーケット任せ」「数量とタイミングの調整に全エネルギーを注ぐ」のが正しい、という考え方です。

「買いだ」と判断したら確実に買う、「売りだ」と思ったら必ず売る。
このように、考えた通りの行動を確実なものにするのが絶対で、「わずかな価格を気にして肝心な部分がおろそかになるのはイカン!」ということです。

もちろん、1回あたり1円か2円ずつ不利になれば、積もり積もって大きくなります。
でも、安く買えたら必ず儲かるわけではなく、「上昇期に買えたら儲かる」のです。
「押しがなくて買いにくいときこそ大きく上伸することが多い」
これが相場の現実だったりします。
繊細な工夫が逆効果になりかねないという発想には、ぜひとも耳を傾けてください。


江戸時代後期の藩主、松浦静山の剣術書『剣談』から引用された言葉で、聞いたことがあるかもしれません。
野球の野村克也氏が大切にしていたようで、前半部分には「勝った試合にも“負け”の要素があったはずだ」という深い思考が込められているそうです。

そこまで哲学的なことは別として、売買の区切りで、単純に「勝った理由」「負けた理由」を知る、考えようと努める姿勢は放棄したくありません。
ブラックボックスのトレードシステムを利用して、勝った(うれしい)、負けた(悔しい)なんて、ジャンケンの勝ち負けにも及ばない無意味な評価ですからね。

林投資研究所が提唱する「中源線建玉法」は、シンプルな強弱判断と3回の分割売買を軸とした、うねり取りを機械的判断で実現する手法です。

ルールがシンプルなので、複雑な計算を必要としません。
だから常に、中源線による判断と、チャートを見る自分自身の感覚を、落ち着いて比較して的確に評価できます。
結果として、勝っても負けても、その理由が明確なのです。

シンプルに考え、自分の都合など封印して値動きの流れについていく──この姿勢が重要ですが、決して思考を停止するわけではありません。判断の瞬間には、“自分自身”がど真ん中にいなければいけません。

だから、ツールとして使うものが正体不明のブラックボックスでは困るのです。
中源線は「勝ちにも負けにも不思議なし」、だから自信をもってオススメするのです。
×
#投資家 #投資 #株 #テクニカル分析 #チャート分析 #資産運用 #初心者 #日本株 #入門 #買い時
コメント
ログインして投稿する
コメントを削除します。
よろしいですか?
この記事の作者
林投資研究所
林投資研究所
林投資研究所の代表、林知之です。 林投資研究所は創業40年を超える投資助言業者で、「自立」をテーマに、個人投資家のみなさんが“自分流”のトレードスタイルを確立するために有益な情報発信を心がけています。
この記事の連載
株式投資「虎の穴」〜億を稼ぐ投資家【養成講座】
株式投資にまつわるテーマが中心ですが、FX、商品先物、株価指数先物など、投資全般を貫く相場の「タテ軸」、すなわち「投資技術」「投資哲学」といった、稼ぐ投資家になるための「基礎・土台」について、実践的な対応を絡めながら、プロの視点でお伝えします。 毎週2回、月曜日と木曜日に更新。新着動画もご覧になれます。 執筆 林投資研究所 林 知之
前の記事
次の記事
icon
飛行機は落ちる?
ブレないための視点
icon
連載の人気記事
手仕舞いは難しい(2)
個人投資家はつい、いろいろなパターンの値動きを取ろうとしますが、独りで扱える範囲は意外と狭いものだと考えるべきです。ムリをしない、妥協する……こんな言葉の力を借りてもいいでしょう。極論すれば、100通
損益の出方
個々の損失について、必要以上に神経質になってはいけません。一定の期間、半年とか1年の累計が大きくマイナスならば、やり方そのものを見直すべきですが、個々にはヤラレることがあって当然、プロだって例外なく苦
「安く買って高く売る」は間違い
うねり取り、つまり「数カ月の上げ下げ」を狙う売買で、理想的なエントリーポイントは?正解は、ひとつではありません。プロや上級者は必ず見込み違いを想定し、その部分の考え方によってタイミングが異なるものです
不可避なヤラレをカバーする値幅取り
トレードには、偶然の要素があります。どんなものにも偶然はありますが、トレードにおける偶然は意外と大きいと考えるのが妥当ではないでしょうか。初めて株を買う際、たまたま選んだ銘柄が大化けした──こんなこと
一生モノの投資術=「うねり取り」
手法の優劣を語るのは難しいのですが、個人投資家にとって“やりやすい”とか“手がけやすい”といった観点で判断することは可能です。最も制約が少なく、感情の面も含めて継続が容易なのは、数カ月単位の上げ下げに
すべて見る
  • ご利用ガイド
    よくあるご質問(FAQ)
    お支払方法について

  • 会社案内
    利用規約
    媒体資料
    開発依頼
    パートナー募集

  • 特定商取引方法に基づく表記
    採用情報

商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号
関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人
日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

Copyright © 2025 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.