金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1960号/加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 012-02323GogoJungleトップへ
icon 一覧
GogoJungleへ
記事作成

マイページを見る
ログアウト
あとで読む0
お気に入り0
購入済み0
記事作成
GogoJungleトップGogoJungleトップ
カート
お知らせ
ご利用ガイド
林投資研究所
2022/04/28 15:00
公開: 2022/04/28 15:00
更新: 2022/04/28 10:13
icon
連載
株式投資「虎の穴」〜億を稼ぐ投資家【養成講座】
株式投資にまつわるテーマが中心ですが、FX、商品先物、株価指数先物など、投資全般を貫く相場の「タテ軸」、すなわち「投資技術」「投資哲学」といった、稼ぐ投資家になるための「基礎・土台」について、実践的な対応を絡めながら、プロの視点でお伝えします。 毎週2回、月曜日と木曜日に更新。新着動画もご覧になれます。 執筆 林投資研究所 林 知之

自立と確信がキーワード

株式
「自立」と「確信」がない場合は、「ブレ」「混乱」が生じます。
私が考える最大の混乱で、かつ自分自身で最も気づきにくいのは、「考えていることと合致しない売買」です。

買った銘柄が思惑に反して弱含みのとき、「まずいかなぁ……」と思いつつも切ることができない、引くべきだと考えながらも引かない──これは、まぎれもない混乱です。
「様子見だ」なんてつぶやきで、よろしくない先送りをするケースです。

あるいは、「ここは出動の場面だ。買いだ」と感じつつも、周囲の慎重論を気にして手を出せない──早めに見込み違いと判断して撤退してもいいのに、必要以上に失敗を恐れてしまうケースです。

どちらも、「自分の価値判断と行動が不一致」という状態です。
これを許してしまうと以後、不一致が当たり前、不一致でもオーケーという認識が強まります。

ラーメンを食べたいのに、気づいたら牛丼屋に入っている……そんな状態でいいはずがありません。
確固たる価値判断と、それに合致した行動は、絶対に守るべき大切なことです。
正しい姿勢を支えるのが、自らのモノサシで価値判断するという「自立」の思考ではないでしょうか。情報に対してアンテナを高くしつつも、自ら情報を選別する堂々たる態度です。

私の言葉ではありませんが、株式市場についての説明で「秘密がないのが最大の秘密」というのは、まさに言い得て妙、素晴らしい表現だと思います。

カネの世界ですから、詐欺話が山のようにあります。一定のルールはありますが、参加者の誰もが自らの利益を守ることに集中する結果、とんでもないズルだってあるのです。
実体を伴わない企業が新興市場に上場したケースもありますし、老舗の上場企業である東芝が粉飾決算をしていた衝撃的な事件も、投資家なら忘れていないでしょう。

でもマーケットで500円の銘柄は、誰が買っても500円……この一点にウソはありません。たとえ裏に大ウソがあっても、500円の株を買ったら500円支払い、売った人は500円を受け取るのです。

隠れた情報の存在は認めるものの、隠れているのだから探っても仕方がない、世に出ている情報はすべて現在の株価に織り込まれている──「テクニカル分析の三原則」にも挙げられている考え方で、私は基本的にこれを支持しています。

判断材料を株価情報に限定して材料集めをせず、自分の手法による価値判断と今後の行動に思考を集中させます。
自らの出処進退を中心にすべてを考える、「相場技術論」の思想です。

林投資研究所が提唱する「中源線建玉法」も、この「相場技術論」の思想に基づいた投資法です。
隠れた情報を無視する姿勢には弱点が生まれると考える向きもあるのですが、株価だけを見るので、いたってシンプル。特別な情報網や特殊な分析能力を必要とせず、常識的な知識を備えた個人投資家なら誰でも実行できる点が、大きな強みなのです。

少なくとも、価値判断が揺れるスキがなく、価値判断と行動を一致させることが容易です。スッキリはっきり、迷いのない行動を連続させるプロの売買と考えれば、「正しい儲け方」の基本を実現するツールです。

だから、中源線は、いちど触れてみる価値がある──こう確信し、繰り返し紹介しているのです。



■株式投資【虎の穴】(林投資研究所チャンネル)

4月27日(水)、最新動画をアップしました。

儲けるための基礎知識・基本テク
https://www.youtube.com/watch?v=RdRjEVzZmww

【それホントなの?】持たざるリスク

持たざるリスク──上げ相場で株を持っていない、買いポジションが少ない、積極姿勢が足りない、だから儲け損なっている、すなわち「損をしている」というロジックです。 「持たざるリスク」って、本当にあるのでしょうか? 私たち個人投資家の正しい姿勢について、深く考えてみました。

■YouTubeチャンネル マーケット・スクランブル

マーケット・スクランブルに過去動画をアップしました。
以下のURLでご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCLoj2pmspUAuO8EFI0qkDew
×
#投資 #投資家 #テクニカル分析 #株 #チャート分析 #資産運用 #日本株 #買い時 #入門 #初心者
コメント
ログインして投稿する
コメントを削除します。
よろしいですか?
この記事の作者
林投資研究所
林投資研究所
林投資研究所の代表、林知之です。 林投資研究所は創業40年を超える投資助言業者で、「自立」をテーマに、個人投資家のみなさんが“自分流”のトレードスタイルを確立するために有益な情報発信を心がけています。
この記事の連載
株式投資「虎の穴」〜億を稼ぐ投資家【養成講座】
株式投資にまつわるテーマが中心ですが、FX、商品先物、株価指数先物など、投資全般を貫く相場の「タテ軸」、すなわち「投資技術」「投資哲学」といった、稼ぐ投資家になるための「基礎・土台」について、実践的な対応を絡めながら、プロの視点でお伝えします。 毎週2回、月曜日と木曜日に更新。新着動画もご覧になれます。 執筆 林投資研究所 林 知之
前の記事
次の記事
icon
発信者による情報の加工
ゴール設定は高く、しかし期待値は抑える
icon
連載の人気記事
手仕舞いは難しい(2)
個人投資家はつい、いろいろなパターンの値動きを取ろうとしますが、独りで扱える範囲は意外と狭いものだと考えるべきです。ムリをしない、妥協する……こんな言葉の力を借りてもいいでしょう。極論すれば、100通
損益の出方
個々の損失について、必要以上に神経質になってはいけません。一定の期間、半年とか1年の累計が大きくマイナスならば、やり方そのものを見直すべきですが、個々にはヤラレることがあって当然、プロだって例外なく苦
「安く買って高く売る」は間違い
うねり取り、つまり「数カ月の上げ下げ」を狙う売買で、理想的なエントリーポイントは?正解は、ひとつではありません。プロや上級者は必ず見込み違いを想定し、その部分の考え方によってタイミングが異なるものです
不可避なヤラレをカバーする値幅取り
トレードには、偶然の要素があります。どんなものにも偶然はありますが、トレードにおける偶然は意外と大きいと考えるのが妥当ではないでしょうか。初めて株を買う際、たまたま選んだ銘柄が大化けした──こんなこと
一生モノの投資術=「うねり取り」
手法の優劣を語るのは難しいのですが、個人投資家にとって“やりやすい”とか“手がけやすい”といった観点で判断することは可能です。最も制約が少なく、感情の面も含めて継続が容易なのは、数カ月単位の上げ下げに
すべて見る
  • ご利用ガイド
    よくあるご質問(FAQ)
    お支払方法について

  • 会社案内
    利用規約
    媒体資料
    開発依頼
    パートナー募集

  • 特定商取引方法に基づく表記
    採用情報

商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号
関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人
日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

Copyright © 2025 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.