円高はまだまだ進む?
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さて、今回のテーマは円米ドルレートです。
下記のチャートは、米国の10年債と2年債の金利差と、円米ドル・レートです。
<2018年1月12日現在>
10年債 2.550%
2年債 2.002%
金利の先高観が出てくると、通常、10年債の金利が上がり、2年債と10年債の金利差が広がります。
その結果、ドルが買われるという形となるわけですね。
一方、足元の状況を見てみると
☆ FFレートが上がってきているので、2年債の金利は上昇
☆ 一方、物価がそれほど上がらないためもあり、10年債金利はあまり上がらない。
☆ 結果として2年ー10年債金利差は、逆に縮小傾向を示している。
これは、実はドル売り材料なんですね。
円米ドルレートを過去の金利差を重ねてみると
☆ 2016年から2017年半ばまでは、非常に高い相関性を示していた。
☆ 2017年9月以降は、その相関性がくずれ、円ドルが下落しにくい状態が続いています。
今後は10年債金利が上がればいいのですが、FF金利引き上げの期待がなくなってくれば、一気に円高が進む環境であると管理人は考えています。
注目しておきたい指標ですね。
注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。また、ブログの内容は、信頼できる情報源のデータをもとに作成したものですが、管理人は、その正確性を保証するものではありません。実際の投資の最終判断等は、自己責任でお願い申し上げます。
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