11月第4週目 ドル円 日足
日足では9月8日からの上昇を支えていた上昇3波動が時間償却したので図から削除しています。
先週末にかけ、ちょうど時間償却で大きくレートを下げた事は
波動構成において非常に評価できるポイントです。
先週の図では仮として引いていた下降波を今回から正式に採用しています。
↓ドル円 日足 波動構成(終値)
■図の書式説明
月足ベースの上昇到達ライン 紫斜線
月足ベースの下降到達ライン 水色斜線
週足ベースの上昇到達ライン 緑斜線
週足ベースの下降到達ライン 青斜線
日足ベースの下降到達ライン 黒斜線
■他重要ライン
・週足下降波縮小P波動(中間波動) 107.852 青色
2016年12月第3週よりスタートしている、下降3波目中間波動下限。
ここを割れば中間波動破綻→下降トレンドへ
・週足下降波 NT値 110.208 青色
既に達成済、達成後はサポレジラインとして意識されやすい
→9月の反発で突破される、今度は下支えのサポートへ。
・週足上昇波縮小P波動(中間波動) 110.220 赤色
2017年9月第2週よりスタートしている、上昇3波目中間波動上限
ここを越えれば中間波動破綻→上昇トレンド
→9月の反発で突破、今後は上昇波のサポートへ。
・週足上昇波 目標値NT 115.513
日足上昇波が次の起点を見つけた場合の目標になりやすいポイント
・起点①日足下降波中間波動下限 107.935
3波目スタートの114.179からこの107.935へ向かってまずは売込まれる。
このラインを割れば大きく下降トレンドへ転換
そのため下値ではここを背に買いが入りやすくなる。
■週明けからの値動
上値でまず目標値となるのは黒〇印①エリア
週足下降波到達ラインや日足下降波到達ラインにレートが捕まりやすく、
上昇しても戻売のポイントとなりやすくレートが伸びにくい。
週明けから週足上昇波到達ラインのサポートを受けれる位置にいるが、
下降波到達ラインもレートを押さえに来ている。
週末の上下ライン交差時にレートがどちらに触れるのか注視したい。
週足上昇波到達ラインを早々に割ってしまうなら黒〇印②を目標にしたい。
下段の週足上昇波到達ラインと週足下降波到達ライン上辺がサポート
月曜日が陰線で終わると短期EMA(8)(21)が次の下降波到達ラインとDCし、
下落スピードが加速する恐れあり。
■今後の展開(下降シナリオ)
少し先の予測として、5月10日の下降波にレートが載ってしまった場合を考える。
現実的な目標値は中間波動下限の107.935、N値の107.745周辺。
それぞれの時間償却でラインを引いてみた(黒斜線)
サポートが期待できるのは週足上昇波との交点と
週足上昇波中間波動と週足下降波NT値が被る110.208~110.220周辺。
この辺りを押目とするなら、再度9月8日を起点に上昇3波動を形成し115円台も視野に。
逆に反発が弱ければ下降到達ラインに沿って下値攻め。
2018年2月末に週足上昇波の時間償却が1つ完了するので、
そのタイミングで下値へ加速する場合がある。
興味深いのが下降波到達は3月末頃になるが、
ちょうど月足の強い上昇サポートが迎えに来ている点。
年度の変わり目でトレンド転換も起こりやすい時期なので、今後の観測に値する。
(右下黒〇印)
上記の下降シナリオは11月1日の114.179を日足終値で奪回できない限り継続する。
■オシレーターで現状の確認
↓ドル円 日足 MT4より
Is it OK?