「善きサマリアびと」(『デイトレード』より)
FX
「第2の秘密ー誰かが自分の反対サイドにいて、彼らは友達ではない」という
章で述べられている究極のトレーダーの秘密の2番目の内容より。
相場には必ず売り手と買い手がいるから、両方を意識する必要がある。
これはFX本とかではよく見かける文章です。
「大衆心理の逆をいけ」みたいな話題もよく見かけますね。
同じようなニュアンスなのか?
と思いきやデイトレードは強烈かつ明快な表現で示します。
「成功するトレーディングとは、商品(株式)を安すぎる値段で売りに出している者から買い、それを、高すぎる値段であると自分が知っている時に誰か他人に売りつけることである。」
ぐーの音も出ない手厳しい表現ですが、
これが究極のトレーダーの意識というものでしょうか(笑)。
まとめの部分では、さらにブラック感が漂う比喩がありました。
「いろいろな意味で究極のトレーダーは、「よきサマリア人」(新約聖書に登場する、困っている人を助ける哀れみ深い人)の役割を演じるのである。①踏みにじられた者が苦しんでいる時に彼らから株を買うことによって彼らを救い、②欲に満ちた者が株を買いたくてうずうずしている時に彼らに株を売ることによって彼らを満足させるのである。ある意味で、究極のトレーダーは他者の苦痛を和らげ、欲を満たしてやる者なのである。」
①含み損に耐えられず損切りする人(売り注文) ⇔ エントリー(買い注文)
②高値でも買いたくてしょうがない人(買い注文) ⇔ 利食い(売り注文)
と言ってますよね。
究極のトレーダーは哀れみ深い人なのかな(笑)
やっぱり「デイトレード」は読み物としても面白い。
ではまた次回。
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