トランプ政権によるFRBへの圧力を再認識、ドル円は一時146円台。
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【8/20相場概況】
東京時間、ドル円は、本邦7月貿易統計で貿易赤字が大きく拡大した事でのドル買いや仲値にかけて実需のドル買い観測で、147.81円まで上昇。しかし、仲値直前に輸出企業からのドル売り観測で失速。日経平均が軟調・本邦長期金利上昇などで、ドル円は147.14円まで下落。欧州時間、ドル円は、クロス円全般の買い戻しや、時間外の米10年債利回りが小幅ながら上昇したことなどもあり147.69円まで上昇。NY時間、トランプ米大統領が米住宅ローン契約に関して不正疑惑が出ているクックFRB理事に対して「今すぐに辞任すべき」との見解を示すと、トランプ政権によるFRBへの圧力が再認識され、全般ドル売りが先行。米10年債利回りの低下などもあり、ドル円は146.87円まで下落。
FOMC議事要旨(7/29-30分)で、「過半数のメンバーはインフレリスクが雇用リスクを上回ると認識」「大半のメンバーはFRBの政策は適切だと認識」との見解が示されると、ドル円は147.49円まで買い戻された。
【8/21相場観】
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