鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年8月18日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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ウクライナ情勢に関しては、トランプ大統領とプーチン大統領による首脳会談が日本時間16日午前4時半ごろからアメリカ・アラスカ州のアメリカ軍基地内で行われたが、市場予想通り、何も合意には達しなかった。それどころか、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領に対して、レッドカーペットで迎えたトランプ大統領の歓迎には、その時点でプーチン氏の勝利と世間は騒ぎ立てている。実際内容に関しても詳細は不明なものの、ロイタニュースではプーチン氏が「停戦」ではなく「和平」への交渉をトランプ氏に受け入れさせたことや、アメリカ側の制裁回避に成功した点をもって、「プーチン氏を“勝者”にした首脳会談」と批評しており、概して、多くの国際メディア・専門家は、プーチン氏が象徴的・外交的に優位に立ったと見なしている。
ともあれボールはゼレンスキ―氏に渡されたが、ヨーロッパ側がどのような判断を下すかが今後のポイントになってこよう。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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