仮想通貨相場分析【7月29日】
暗号通貨
ビットコインは先週の同価格帯である11800ドル(1760万円)で推移をしています。
価格を見ると価格がレンジ相場で収束していっているようです。
先週のビットコインETFの週間流入については、7200万ドルと言われており、これは6月入来の最低水準の流入と言われています。
またギャラクシーデジタルが8万BTCもの売却を行ったニュースもあり、ビットコインは価格上昇が一服した感じがあります。しかしながら売却のニュースがでても、依然として最高価格水準を維持しているのはすごいと感じています。
イーサリアムですが、4000ドル到達まで目前とところまで価格が上昇しています。月間の上昇率は50%にものぼります。
イーサリアムETFは18億ドルの純流入となり過去2番目に高い週になったと言われています。
イーサリアムの価格予想に関しては年末までに強気な予想が増えている印象です。
最近の通貨に関しては、ETH,BNB,ENA、SUIその辺の勢いも強い感じです。
またETFについては、トランプ大統領のビットコインETF、ソラナETFも9,10月に延期となっています。
トランプ氏のビットコインETFについては、利益相反のこともあるのでなかなか承認しづらいのではと感じています。
◯イーサリアムの年末への価格動向ーアーサーヘイズ
海外暗号資産(仮想通貨)取引所ビットメックス(BitMEX)の共同創業者であるアーサー·ヘイズ(Arthur Hayes)氏は、イーサリアム(ETH)の価格が2025年末までに10,000ドル(約146万円)へ到達するとの見方を示している
ヘイズ氏は、従来の中央銀行による量的緩和(QE)とは異なり、政府保証を伴う商業銀行融資によって信用が拡張される新たなモデルを「QE for Poor People(貧者のための量的緩和)」と表現。これは、政府が一定の産業分野において買い取りを保証することで、商業銀行による融資を後押しし、その結果として民間主導の信用拡張と経済成長が生まれるという仕組みだ
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ここでは、利下げの内容ではなく、銀行融資から経済が拡大していくことが説明されています。
これ以外にもヘイズ氏は、ステーブルコインの流入により米国債が支えられることやドルの通貨発行でのインフレ、退職年金制度での仮想通貨の運用などの要因をあげ、これらがバブルの火付けとなることを言っています。
◯イーサリアム企業準備金
最近のイーサリアムの高騰の要因の一つとも言える企業がイーサリアム保有を財務戦略とする準備金。これらの企業が大きく4社で構成されていることが明らかになりました。
Bitmine、SharpLink Gaming、Ethermine、BitDigitalの4社になります。
ビットコインのようにマイクロストラテジー1強という感じではなく、競い合っている感じでしょうか。この内シャープゲーミングは保有しているETHをステーキングしてすでに222ETHのステーキン報酬を得ているとの情報がでています。これはイーサリアムならではの運用と言えます。金利でいえば8−12%。普通にステーキン(通常3から4%)してもここまでの運用は難しいと思いますが、一体どうやって運用をしているか気になるところです。
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