鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年7月28日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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年前半、世界を混乱の渦に巻き込んだトランプ関税も年後半に入って、終息しつつあり、世の中の不透明感がやや軽減された。そして世界の株式市場は史上最高値を更新する国も出はじめ、リスクオンムードが高まっている。
こういった環境下では通常、金相場は低迷する。
先週のNY金相場(期近)は前週比22.7㌦安の3,335.6㌦で引けた。週の高値は3,451.7㌦と、6月高値に接近したが、今年4月以降の推移をみると、徐々に高値は切り下がっていることがわかる。
チャートパターンは比較的きれいなトランアングルを形成しているようだ。後ほど波動理論で今後の展開を考えてみる。
さて、リスクオン時代は投資資金がゴールドから離れ、株式市場に流入するが、これにより景気が過熱化すると、インフレを囃して再びゴールドに資金が流入する。現在は
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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