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アミダ
2025/08/18 09:00
公開: 2025/08/18 09:00
更新: 2025/08/18 09:00
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連載
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す]
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] は、インジケーターに頼らずにローソク足と価格の動き(Price Action)から市場の本質を読み解くためのシリーズです。大口プレイヤーの行動や相場心理をチャートの“物語”として捉え、誰でも実践しやすい視点で解説します。初心者から中級者まで、価格の真実を深く理解したい方に向けた内容です。

[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レレッスン17 — 出来高プロファイル Area of Control (AOC):Volume Profileにおける価格帯コントロール

FX

「マーケットの真実を知るには、価格ではなく“コントロールされた価格帯”に注目せよ。」


POC(Point of Control)を理解した上で、次に押さえておきたいのが、

その周辺に形成される出来高プロファイル Area Control (AOC)、すなわち市場が実際に意識している価格帯です。


出来高プロファイルーArea Control (AOC) とは?

AOC とは、特定の期間や設定範囲内で、取引量(出来高)が優位に集まったゾーンのことです。
市場の大口プレイヤー(機関投資家)が積極的に売買した形跡が残る場所であり、
POCを中心に、その上下に広がる ボリューム・クラスター を含んだ範囲を指します。

POCが「出来高の重心」ならば、AOCは「市場の攻防が集中するコントロールゾーン」と言えます。


AOCの基本構成

  • POC (Point of Control): ボリューム・プロファイル内で最も取引が集中した価格

  • ボリューム・クラスター: POC周辺の取引量が多かった価格帯

  • AOCの上限・下限: 特に価格反応が生じやすいエリア境界線

ValueArea(VA)と異なり、AOCは「70%ルール」ではなく、実際の市場参加者の取引行動に基づく
柔軟なゾーン設定が特徴です。


🎯 AOCが持つ3つのトレード活用ポイント

  • 均衡ゾーンとして機能する: 価格がAOC内にある時、市場は均衡状態にあると考えられる

  • 需給確認ポイントとなる: 価格がAOCへ戻った際、買い手・売り手の攻防が明確になる

  • ブレイクアウトの起点になる: 出来高を伴ったAOC突破は、新トレンド発生の合図となることが多い


AOCを活用した基本戦略のヒント

(詳細は次回以降のレッスン「Profile Setup」シリーズで解説します)

AOCは、Volume Profile戦略の出発点です。
以下は、これからのレッスンで掘り下げる予定の戦略を理解するための「予習ポイント」です。


1️⃣ レンジ内逆張り戦略 – Mean Reversion Setup
 AOC内での反発を狙った短期逆張り手法
 上下限でのプライスアクションを活用し、POCへの戻りを利益目標とする
 → レッスン21 – Volume Accumulation Setup で詳しく解説予定


2️⃣ ブレイクアウト戦略 – Breakout Setup
 価格がAOCを明確に突破し、出来高が増えた際の順張りエントリー
 → レッスン24 – Volume Gap Setup で戦略を詳しく紹介


3️⃣ トレンドフォロー戦略 – Trend Setup
 トレンド中に価格がAOCやボリューム・クラスターへ戻った時の押し目買い・戻り売り
 → レッスン22 – Trend Setup にて詳細解説


4️⃣ 反転ポイント戦略 – Rejection Setup
 価格がAOC付近で強く反発した場合の短期トレード戦略
 → レッスン23 – Rejection Setup で具体例をもとに解説予定


✅ まとめ

  出来高プロファイル ーArea Control (AOC)は、大口プレイヤーの意図を読み解くための核心的ゾーンです。
このゾーンに対する価格の反応を観察することで、他のトレーダーと一線を画す
「優位性のあるトレード」が可能になります。


👉 そして次回からは、いよいよ「Profile Setup」シリーズが始動!
Volume Profileに現れる代表的なプロファイル形状と、その読み解き方、
実践的なトレード戦略を詳しく掘り下げていきます。


📖 次回予告…

レッスン18では、Volume Profileの基本形状である D-プロファイル と P-プロファイル を中心に、
それぞれの特徴や市場での現れ方、活用法を解説していきます。

Volume Profileの理解をさらに深めるレッスン、どうぞお楽しみに!


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こんにちは、 私は2010年に大学で学び始めた頃から投資を始めました。私は株式、仮想通貨、外国為替市場など、あらゆる市場に投資してきました。そして、多年にわたって、どの投資市場でも利益を上げるためには感情を持つことはできないということに気付きました。そのため、私は自動取引プログラム(EA)を開発することを決めました。私は常に、投資BOTが人間よりも優れていると信じています。そして、今までに自動取引ソフトウェアの開発において10〜13年の経験を積んできました。 もしあなたが優れた取引製品を探しているか、またはあなた自身の戦略を製品化したい場合は、お気軽にご連絡ください。
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