金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1960号/加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 012-02323GogoJungleトップへ
icon 一覧
GogoJungleへ
記事作成

マイページを見る
ログアウト
あとで読む0
お気に入り0
購入済み0
記事作成
GogoJungleトップGogoJungleトップ
カート
お知らせ
ご利用ガイド
アミダ
2025/07/11 09:00
公開: 2025/07/11 09:00
更新: 2025/07/11 09:00
icon
連載
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す]
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] は、インジケーターに頼らずにローソク足と価格の動き(Price Action)から市場の本質を読み解くためのシリーズです。大口プレイヤーの行動や相場心理をチャートの“物語”として捉え、誰でも実践しやすい視点で解説します。初心者から中級者まで、価格の真実を深く理解したい方に向けた内容です。

[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン16:Volume Profile – Point of Control(POC)

FX

「機関投資家の心理を理解したければ、彼らが最も多く取引した価格帯を観察せよ。」


🔁 前回からの続き

前回では、Volume Profile(ボリュームプロファイル)について紹介ました。

これは、どの価格帯に最も多くの資金が集まっているかを明らかにする強力なツールです。
👉 そして今回は、Volume Profileの中でも最も重要なコア部分である
Point of Control(POC)について詳しく解説していきます。


📍POC(Point of Control)とは?

POCとは、分析対象の範囲において最も出来高が集中した価格帯を指します。
つまり、市場全体 – 特に大手機関投資家(Smart Money)が最も多くの注文を実行した場所であり、需要と供給のバランスが最も取れた価格帯です。

誤解してはいけないのは、機関投資家が単一の価格で取引するわけではないということです。彼らは広い価格帯(Value Area)内で戦略的にポジションを構築します。しかし、POCはその中でも特に注目すべき「痕跡が濃い場所」です。

そのため、POCは以下のような役割を果たすことが多いです:

  • ✅ 市場の均衡価格(Fair Price)

  • ✅ 強力なサポート/レジスタンスゾーン

  • ✅ 価格が回帰しやすいエリア(Mean Reversion Zone)


🔍 なぜPOCは重要なのか?

POCは、市場全体、特に影響力のあるプレイヤーの心理を映し出します。
価格がPOCに戻ってきたとき、市場は通常以下のいずれかの反応を示します:

  1. ✅ 強い反発(バウンス):大口がポジションを守ろうとする動き

  2. 🚪 明確なブレイクダウン:そのゾーンに対する興味が失われたサイン

したがって、POCにおける価格の動きを観察することで、次のようなメリットがあります:

  • ✔ 逆張りのエントリーポイントとして活用可能

  • ✔ ノイズの多いゾーンでのエントリーを回避

  • ✔ 相場の「争点となる価格帯」を理解し、リスク管理を強化


🔧 POCを効果的に活用するには?

❗ 重要な注意点:POCは万能のエントリーポイントではありません。
価格がPOCに触れたからといって、状況を無視してエントリーするのは危険です。

➡️ そのため、POCは以下の要素と組み合わせて使用するのが効果的です:

  • プライスアクション:リバーサルキャンドル、フェイキーパターン、ピンバーなど

  • 流動性・ストップハント:POCへの到達と同時に直前の高値/安値をブレイク

  • 上位足の確認:H4やD1など、高時間軸で形成されたPOCはより信頼性が高い

🧠 ワンポイント:過去のPOCにも注目し、サポレジ転換の動きが見られるかを観察すると、より深い洞察が得られます。


✅ まとめ

POCは、あるレンジ内での出来高の中心であり、機関投資家の足跡が最も濃く残る場所です。
POCを盲目的に使うのではなく、「価格がPOCにどう反応するか」を読み解くことで、市場を単なるチャートではなく、資金の流れという文脈で理解することができるようになります。


👉 次回のレッスン17では、Volume Profileの様々なパターン(D型、P型)について詳しく解説し、それぞれの特徴に応じたトレード戦略への応用法をご紹介します。

それでは、次回もどうぞお楽しみに!


×
#fx #インジケーター #投資 #FX初心者 #売買ポイント #相場解説 #トレーダー #FXトレード #売買サイン #初心者
コメント
ログインして投稿する
コメントを削除します。
よろしいですか?
この記事の作者
アミダ
アミダ
こんにちは、 私は2010年に大学で学び始めた頃から投資を始めました。私は株式、仮想通貨、外国為替市場など、あらゆる市場に投資してきました。そして、多年にわたって、どの投資市場でも利益を上げるためには感情を持つことはできないということに気付きました。そのため、私は自動取引プログラム(EA)を開発することを決めました。私は常に、投資BOTが人間よりも優れていると信じています。そして、今までに自動取引ソフトウェアの開発において10〜13年の経験を積んできました。 もしあなたが優れた取引製品を探しているか、またはあなた自身の戦略を製品化したい場合は、お気軽にご連絡ください。
この記事の連載
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す]
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] は、インジケーターに頼らずにローソク足と価格の動き(Price Action)から市場の本質を読み解くためのシリーズです。大口プレイヤーの行動や相場心理をチャートの“物語”として捉え、誰でも実践しやすい視点で解説します。初心者から中級者まで、価格の真実を深く理解したい方に向けた内容です。
前の記事
次の記事
icon
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン15:Volume Profileとは?– 「資金の流れは決して嘘をつかない」
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レレッスン17 — 出来高プロファイル Area of Control (AOC):Volume Profileにおける価格帯コントロール
icon
連載の人気記事
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン3:「強い推進」 — 組織の存在が明確になるフェーズ
前回の記事では、組織が静かにポジションを積み上げるレンジ相場について解説しました。本日は、その次の段階である「組織が本格的に動き出し、価格を強く押し上げ始める局面」についてご説明します。これは非常に重
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン1: プライスアクション — 取引を始める前に知るべき、価格の裏側
1. プライスアクションとは?皆さん、こんにちは!もしインジケーターを使わずにチャートの動きの裏側を読めるようになる方法があるとしたら、知りたいですか?今日は、多くのトレーダーが見落としている「プライ
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン19:Volume Profile – Bプロファイルとスリムプロファイル(Thin Profile)
「市場がある価格帯を拒絶したとき、Volume Profileがその真意を語る」🔁前回の記事の続き 前回は、Volume Profileの基本形であるDプロファイルとPプロファイルを紹介しました。
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン20:Flexible Volume Profile – 柔軟性がもたらす優位性
「本物の出来高を読むには、時間軸に縛られてはいけない。」🔁 前回のおさらい前回の記事(レッスン19)では、BプロファイルとThinプロファイルという、売り手優勢の場面や高速な値動きの中で形成されるボ
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン18:Volume Profileの形状と実践的な活用法
「形状を理解すれば、機関投資家の意図が読める」🔁前回の記事の続き 前回のレッスンでは、Volume Profileの中心的概念であるPOC(Point of Control)を詳しく解説しました(レ
すべて見る
  • ご利用ガイド
    よくあるご質問(FAQ)
    お支払方法について

  • 会社案内
    利用規約
    媒体資料
    開発依頼
    パートナー募集

  • 特定商取引方法に基づく表記
    採用情報

商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号
関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人
日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

Copyright © 2025 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.