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アミダ
2025/07/10 09:00
公開: 2025/07/10 09:00
更新: 2025/07/10 09:00
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[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す]
[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] は、インジケーターに頼らずにローソク足と価格の動き(Price Action)から市場の本質を読み解くためのシリーズです。大口プレイヤーの行動や相場心理をチャートの“物語”として捉え、誰でも実践しやすい視点で解説します。初心者から中級者まで、価格の真実を深く理解したい方に向けた内容です。

[アミダ式:ボリュームプロファイルで市場を制す] レッスン15:Volume Profileとは?– 「資金の流れは決して嘘をつかない」

FX

レッスン1でも触れたように、現代の金融市場において、価格はランダムに動いているわけではなく、資金力のある大口投資家によって動かされています。

実際、市場全体の取引量の約80%は、わずか10の大手金融機関によって生み出されていると言われています。



つまり、本当に市場で何が起きているのかを理解したいのであれば、「大口の足跡」を追うべきなのです。

👉 そこで今回は、この「大口の足跡」を読み解くための強力なツール、Volume Profile(ボリュームプロファイル)についてご紹介します。


💡Volume Profileとは?

Volume Profileとは、価格ごとの出来高を視覚的に表示するツールです。一般的なインジケーターが時間ごとの出来高を示すのに対し、Volume Profileは「どの価格帯でどれだけの取引が行われたか」に着目します。

🔍 つまり、「この時間帯の取引量は?」ではなく、Volume Profileは「どの価格に最も多くの注文が集まったのか?」を明らかにしてくれるのです。
これはまさに、大口投資家が注目している情報に他なりません。

大口は一度に大きなロットを注文できないため、意図を隠すように分割して少しずつ注文を入れる傾向があります。

その結果、特定の価格帯に取引が集中します。これが、High Volume Node(HVN)と呼ばれる重要な価格帯で、将来的にサポートやレジスタンスになりやすいポイントです。

一方、取引量が少ない価格帯(Low Volume Node – LVN)は、市場がスムーズに通過しやすく、ブレイクアウトしやすいエリアと考えられます。


📈Volume Profileで見えてくること

  • 機関投資家の蓄積エリア:買い集めや売り抜けが行われている可能性の高いゾーン

  • フェアバリュー価格帯:市場が最も公平と判断し、出来高が集中するゾーン

  • POC(Point of Control):最も多くの取引が行われた価格。市場の「均衡点」

  • スマートマネーの行動パターン:隠れたエントリー、流動性狩り、価格操作の兆候など

🎯結論:Volume(出来高)は嘘をつかない。 資金の動きは常にチャート上に痕跡を残します。そして、それを読み解くためのツールこそがVolume Profileなのです。


🛠TradingViewでVolume Profileを使う方法

現在、TradingViewではVolume Profileを簡単に、しかも無料で利用することができます。

初心者から上級者まで幅広く支持されているチャートプラットフォームです。

✅基本的な使い方:

  1. TradingViewでチャートを開き(例:EUR/USDなど)

  2. 上部のメニューから 「インジケーター(Indicators)」 をクリック

  3. 「Fixed Range Volume Profile」を検索して選択

  4. 分析したい期間をチャート上でドラッグして、指定の範囲にVolume Profileを表示


📌 ワンポイントアドバイス:
プロファイルが太く表示されている価格帯は、出来高が集中しており、機関投資家が注目している可能性が高いです。

逆に、細くなっている部分は、流動性が低くブレイクしやすい価格帯です。


✅まとめ

Volume Profileは、単なるテクニカル指標ではありません。

これは、大口資金の行動を読み解くための「市場の窓」です。


RSIやMACDのようなインジケーターが価格の結果に反応するのに対し、Volume Profileはその背後にある原因=資金の流れを教えてくれます。

もし、あなたが市場の本質を深く理解したいのであれば、まずはVolume Profileの読み方を学ぶことから始めましょう。

 TradingViewなら、無料アカウントだけで誰でも簡単に学ぶことができますよ。

👉 次回のブログでは、Volume Profileの中でも特に重要な概念である「POC(Point of Control)」について詳しく解説します。

そこは需要と供給のバランスが可視化される中心点です。

どうぞお楽しみに!


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アミダ
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こんにちは、 私は2010年に大学で学び始めた頃から投資を始めました。私は株式、仮想通貨、外国為替市場など、あらゆる市場に投資してきました。そして、多年にわたって、どの投資市場でも利益を上げるためには感情を持つことはできないということに気付きました。そのため、私は自動取引プログラム(EA)を開発することを決めました。私は常に、投資BOTが人間よりも優れていると信じています。そして、今までに自動取引ソフトウェアの開発において10〜13年の経験を積んできました。 もしあなたが優れた取引製品を探しているか、またはあなた自身の戦略を製品化したい場合は、お気軽にご連絡ください。
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