「見える化インジケータ」の活用(その203)
「見える化インジケータ」の活用(その203)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でAUDCHFを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、AUDCHFの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです、赤紫太線のグラフがAUDCHFに相当します。
水曜日にAUDCHFのグラフが、他のグラフ群を下抜けてきたので、売りポジションを建てます。金曜日に、AUDCHFが底を打ったので決済します。約130pipsの利益になりました。
先週は通貨AUDが弱くなったので、AUD◯◯◯は下げ、◯◯◯AUDは上げになります。上の図の赤色グラフはEURAUDですが、EURAUDを買っても良い結果が得られたことでしょう。
通過強弱グラフ
15分足の通貨強弱グラフを見ると、どの通貨ペアでトレードしたら良いかというのが一目できます。
水曜日から週末にかけて、EURとCHFが強くなり、AUDとNZDが弱くなっています。EURAUD、EURNZDは買い、AUDCHF、NZDCHFは売りとなります。通貨強弱が逆相関になっている通貨ペアに限定し、大きく変動している部分だけを狙ってトレードすれば良いのです。それ以外の場所ではトレードしないことに徹すれば、無駄な負けトレードを回避できます。
「TrendLine-EX」を使っていれば、斜めのトレンドライン抜けでエントリーや決済を自動化できます。そのまま放置できるので、楽々のトレードが実現できます。「TrendLine-EX」は、トレンドライン下抜けで自動売り、トレンドライン上抜けで自動決済ということができる半自動のEAです。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2025年6月13日9:19(JST)
のスクリーンショットです。
Total数値の降順に並んでいます。一番下にあるAUDCHFは、全ての時間足で赤色系の表示色になっています。Total数値が -5648.58と、大きいマイナスの数字になっています。全ての時間足で、AUDCHFに下降トレンドが発生していることが明らかです。一つ上のNZDCHFもTotal数値が -5484.29 ですので、NZDCHFも同様に下落していることが読み取れます。
では、AUDCHFのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。下降トレンド途中の急落部分を捉えています。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。通貨強弱チャートでは、EURが下向き、JPYは大底から反転上昇の兆しになっているので、EURJPYは、今後は、やや下落方向に推移するものと考えられます。
月曜日の前半はやや下げましたが、その後はずっと上昇しています。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。通貨強弱チャートでは、EURが上向き、JPYは下向きになっているので、EURJPYは、今後も、上昇傾向が続くと考えられます。
4.
新しいインジケータDual_MACD_Trend_Indicatorを使ってみた
新規インジケータ「Dual_MACD_Trend_Indicator」は以下をご覧ください。
MT4版:https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/62199
MT5版:https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/62202
トレンドの方向性をはっきりとカラーで明瞭に示すインジケータです。カラーバーの色がLimeなら買い、Redなら売りと、初心者にも分かりやすく使いやすいインジケータです。バーの色が緑なら上昇トレンド、赤なら下降トレンドで、色が無い場合はトレンドがありません。カラー表示なので、一目でトレンド状態を把握できます。
このインジケータをAUDCHFの15分足に導入してみました。
紫色の下降トレンドラインを引いてあります。右肩下がりなので、誰が見ても下降トレンドであるのは明白です。このインジケータを導入すれば、下降トレンド途中の戻り部分が緑色のゾーンとして表示されます。緑色ゾーンが継続し、レートが下降トレンドラインを上抜けしてくるのであれば、トレンド転換なのですが、緑色ゾーン → 無色→ 赤色となれば、この赤色出現が、絶好の戻り売りのエントリーポイントになります。
上のチャートでは、レートが下降トレンドラインを上抜けせず、色が、緑 → 無色→ 赤色となったので、売り!と判定できます。長期MACDと短期MACDのラインもゼロラインの下を走っているので、売りを示しています。
「Dual_MACD_Trend_Indicator」を使えば、もうトレードの方向に迷うことがありません。
※お勧めのインジケータ
「とれとれインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/50115
「TrendLine-EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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