6月１１日「ゴールド（XAU/USD）の今後」｜テクニカル×機関投資家データから導く戦略

ども、いくら。です。

ゴールド（XAU/USD）を中心に、テクニカル分析とCOTデータ（機関投資家の動向）を組み合わせた「実戦型の相場解説」をお届けしています。

本記事では、現在の市況を丁寧にひも解きながら、次の一手を考察していきます。



■ 月足（Monthly）：歴史的レジスタンスを突破した上昇トレンド

• まずは大局から。

  現在のゴールドは、月足レベルで明確な上昇トレンドにあります。背景には「世界的な不確実性」があり、金が「安全資産」として買われている構図です。

  • 長期的なレジスタンスラインを上抜け

  • その後は、サポートとして機能（レジサポ転換）

  • 高値・安値ともに切り上げ中

  特に注目したいのは、「このブレイクアウト以降、機関の買いが強く入っている」点。これは後ほどCOT分析でも触れます。

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■ 週足（Weekly）：三角持ち合いを上にブレイク、今は調整段階

• 次に週足を見てみましょう。

  • 一度の上昇後、三角持ち合い（ウェッジ）形成

  • 明確に上方ブレイク

  • その後は週足レベルでの高値・安値切り上げ

  ただ、最近のローソク足をよく見ると、「少し横ばいの調整」に入っているようにも見えます。

  特に注目すべきは、下ヒゲの長い陽線。この形が出たあと、多くの場合は「そのヒゲを埋めに行く＝上昇が続く」パターンが多く、今回もそれに沿う可能性があります。

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■ 日足（Daily）：目の前にはレジスタンスゾーン

• 現在、日足では明確なレジスタンスが存在しています。

  • このレジスタンスは過去にも2度、反発を起こした場所

  • 現在価格はこのゾーンの直下に位置

  そのため、現状では「一度下に押す」動きも想定できます。ただし、もしこのゾーンを上にブレイクし、その後リテストが入った場合は、再度強く上昇する可能性が高まります。

  この“ブレイク＆リテスト”こそが、機関投資家の動きと連動する局面になる可能性があります。

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■ COT分析（機関投資家のポジション状況）

• ここが今回の要です。