米中貿易摩擦懸念で、ドル円は143円台半ばへ下押し。
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【5/30相場概況】
東京時間、ドル円は、米関税政策を巡る不透明感から円買い・ドル売りが先行。5月の東京都区部CPI(生鮮食料品除く総合)が市場予想を上回った事を受けた日経平均の軟調や、月末、5・10日(ゴトー日)の仲値で、一部金融機関による余剰(金融機関のドル売り)で143.44円まで下落。欧州時間、ドル円は144.00円を挟んだもみ合いとなっていたが、トランプ米大統領が「中国は米国との合意に違反した」と発言すると、米中貿易摩擦懸念が意識されて143.47円まで下押し。NY時間、ドル円は買戻しが先行し144.44円まで上昇。その後は、米政権の関税政策に対する不透明感が根強い事や、米10年債利回りの上昇が続かなかった事などを受け、143円台後半から144円前後で揉みあいとなった。
【6/2相場観】
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