仮想通貨相場分析【5月20日】
暗号通貨
ビットコインは先週の103000ドルの水準から更に上昇し現在107000ドル(1520万円)の水準に位置しています。
昨年末からの最高価格の水準にトライをしている状況となっています。
今年1月の最高価格から4月に75000ドル付近まで下落、それからまた最高価格の水準まで上昇していますが、ビットコインが他のコインよりも底堅く(下落しにくく)上昇しやすいといった印象を持っています。
ビットコインが最高価格の水準に達している状況でもその他の通貨は最高価格の水準に達していない状況であり、ビットコインが更に価格が上がれば他のコインが上がるとすれば、ビットコインは今年中に最高価格を再度更新する可能性もあるのではないでしょうか。
ビットコインだけ投資をしていればいいという言葉もちらほら聞きますが、仮想通貨市場はビットコインだけで動いているわけでなく、価値の保存としてはそうかもしれませんが、ブロックチェーン上の取引はイーサリアムやソラナのエコシステムなど巨大で実用性を持つものです。
そういった大きな流れの視点から私は分散して投資をするようにしています。(世間的には財政、インフレ懸念からビットコイン重視の見方もありますが)
◯古いETHが見つかる。ー余談
残高0の昔のウォレットをdebankというサイトで確認したところ、2017年にetherdeltaという分散型取引所に2.6ETHを入れていることが判明しました。当時は13000円くらいなのですが、今となっては94万円くらいの価値です。
AIとウェブで取り出し方を確認し、イーサリアムの取引履歴のサイトである、イーサスキャンからウォレットを接続して直接取り出すことができました。
当時は少額だったので、特に取り出せなくても何も思わなかったのかもしれません。しかしながら今となってはそれなりの額に。今回はたまたま利益を確認したのですが、見つかって運が良かったと感じていました。
この資産額の増加は長期投資の醍醐味といえます。
◯イーサリアムはいずれ市場に追いつくーコインデスク
イーサリアム・ブロックチェーンは先日、この1年以上で最も重要なアップグレードを完了したばかりだが、その節目は苦境の末でのことだった。ネイティブ暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の価格は下落し、開発者は競合ブロックチェーンへ移行、そしてイーサリアム財団(Ethereum Foundation)は、リーダーシップとビジョンの欠如を指摘する批判にさらされている
「イーサリアムはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)チェーンとして、120を超えるレイヤー2(L2)ネットワークが存在」し、ネットワークの処理能力は「1日あたり3億~4億5000万トランザクション」に達しているとブロディ氏は紹介。さらに「L2の取引手数料は、直近3カ月で1件あたり1セント未満」
オプティミズム(Optimism)、アービトラム(Arbitrum)、米暗号資産取引所コインベース(Coinbase)のベース(Base)などのL2ネットワークは、ユーザーの手数料を引き下げてきた(手数料は、広範な普及を妨げる大きなハードルと考えられている)。だが一方で、新たなセキュリティ・リスクや分断という課題をもたらし、イーサリアムの本質的な価値提案を脅かしているとの声もある
「世界はこの技術、このシステムについて学び続ける。世界は、少し複雑であっても、本物の価値提案を求めるようになる。今、まさにそれが始まりつつあると思う。だから市場はいずれ価値を正当に評価すると思う。イーサリアムは暗号資産で最も重要なプロジェクトであり、それはこれまでもずっと変わっていない」
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パフォーマンスがここ数年さがっていたイーサリアムですが、半月前より大きく上昇し、昨日も大きく上昇しました。そしてイーサリアムとイーサリアム関連銘柄(L2)などのパフォーマンスも上昇しています。(下落もある程度大きいですが)
これは何かの兆候でしょうか。
確かに今はビットコインが価値の保存として注目されていますが、ブロックチェーンを使った実用的な取引なイーサリアムエコシステムが市場を牽引しているといえます。
そういった意味で世間的にブロックチェーンが採用されるとイーサリアムの価値もより顕在化してくるということではないでしょうか。
以前イーロン・マスクが政府の取引をブロックチェーンとしてコスト削減、透明性を確保するといった動きはその一つといえます。
◯日本国債市場で金利が高騰し、急激にイールドカーブ(利回り曲線)のスティープ(傾斜)化が起きている。とりわけ超長期ゾーンの上昇ピッチの速さは低金利に慣れ切った投資家の行動を変容させると共に、日本の金融政策や財政政策にも影響を及ぼす可能性がある。(ブルームバーグ)
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ながらく続いた日本の超低金利の時代が終りとなるかもしれせん。国債の金利上昇から国債を手放し他の資産に移す投資家がでてくることと、インフレの懸念。
金利が上昇することで、国民の生活がますます苦しくなる前兆のような気がしています。
※有料購読部分では一歩踏み込んだ銘柄分析を行っています。 ビットコイン、イーサリアム以外でも一歩踏み込んで投資を取り入れていきたい。今後の仮想通貨市場の流れを知り、その波を掴みたい。という言う方は購読を検討されてみてください。リサーチは継続することがとても重要です。
(本記事は2016年から配信をしております)
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