ドル円、円安是正議論の思惑で144.92まで下落。米信用格付引き下げも重し。
FX
【5/16相場概況】
東京時間、ドル円は、前日の安値145.41円を割り込むと売りが先行。時間外の米10年債利回りが低下もあり、一時144.96円まで下落。その後、台湾政府高官が「米国との貿易協議には、為替は含まれていない」との発言などもあり145.46円まで買い戻された。欧州時間、円安是正議論への思惑が広がる中、欧州勢が円買い・ドル売りで参入すると、ドル円は一時144.92円まで下落。その後は、独DAXが史上最高値を更新するなど、欧州株が堅調に推移した事などもあり、ドル円は買戻しが先行。NY時間、5月米ミシガン大学消費者態度指数速報値は予想下振れとなるが、同時に発表された1年先の期待インフレ率が予想上振れとなると、ドル全般に買いが先行し、ドル円は146.10円まで上昇。その後、ドル円は引けにかけて、米格付け会社ムーディーズが、米国の信用格付けを「AAA」から「AA1」に引き下げた事も相場の重しとなった。
【5/19相場観】
×![]()
Is it OK?