ドル円、米中貿易摩擦緩和期待で143円台半ばまで上昇。
FX
【4/23相場概況】
東京時間早朝、トランプ米大統領が「パウエルFRB議長を解任する計画はない」と発言するとドル円は一時143.22円まで上昇。買い一巡後は売りが先行、本邦輸出企業のドル売り観測などもあり、141.67円まで下落。その後は142円を挟んだ揉みあい。欧州時間、時間外のNYダウ平均先物や欧州株が大幅に上昇すると、リスク回避感が緩和され、円売り・ドル買いが先行し、ドル円は142.79円まで上昇。NY時間、米WSJ(ウォールストリートジャーナル)紙が「米政府は貿易戦争の緩和に向けて対中関税の引き下げを検討」「対中関税は50-65%に引き下げられる可能性」と報じると、米中貿易摩擦緩和が期待され、米国株の上昇とともにドル買いが先行。ベッセント米財務長官が「米国は引き続き強いドル政策を維持」と述べたほか、「関税を巡る日米交渉で特定の通貨目標を求める考えはない」「日本が先進7カ国(G7)の合意を尊重することを期待」と発言すると、ドル円は143.58円まで上昇。
【4/24相場観】
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