仮想通貨相場分析【4月22日】
暗号通貨
ビットコインは先週の85000ドルの水準からの上昇し、特にここ2日間で大きく上昇しており、現在90000ドルを超えました。
チャート上の赤の曲線である200日移動平均線を一時的にですがブレイクしています。
また現在米国の関税政策で株価が大きく下落していますが、現在仮想通貨市場はそれに連動するわけでなく、少なからず資金流入から相場が少しつづ上昇してきています。
・以下市場の動向
米株市場から1.5兆ドルが流出(Apple・Nvidiaなど急落)
一方、ビットコインは+3.16%上昇、暗号資産に600億ドル流入
トランプの関税政策+FRBの放任スタンスで、資金が「中央管理されない安全資産」へ
株とBTCの非連動が始まったかもしれません
昨日からの上昇率
ビットコイン +3.4%
イーサリアム +4.3%
XRP +3.4%
これらの背景に、トランプ関税による長期のインフレ懸念。パウエルFRB議長が解任された場合の、米ドル・米国債・米国株のトリプル暴落に市場が備え始めているなどが挙げられます。ーーpalpal氏 @palpalnft
米国の関税政策で株安となっていますが、それと相まって債権価格まで下がるといったこれまでにない動きとなっています。これまでは株安と金の価格は下落時に連動すると言われていましたが、今回は金の価格が史上最高価格を更新するなど、市場の不安から安全資産に資金が流れていくことになっています。
また直近でイーサリアムに関する今後の構想が発表され、話題となっています。(個人的にはとても)
記事内ではその内容を今回メインに取り上げたいと考えています。世界的な世界情勢についてはビットコインの動きが注目されていますが、仮想通貨のエコシステムではイーサリアムの動向がとても重要といえます。
そのため、個人的にイーサリアムはメイントピックとも言えると感じています。
◯フォン・グライアーツ氏: 株価暴落でも暴騰している金価格は上がり続ける
米国株を中心とする株式市場の下落の裏で、ゴールドの上昇が止まらない
しかし株価の下落によって国債からゴールドへの資金逃避が起きていることは、二重の意味で異常である。何故ならば、2008年のリーマンショックでもそうだったように、株式の下落相場ではゴールドも下がり、国債は買われるのが普通だからである
そのドルと米国債が詰んでいれば、米国債の保有者はどうするか? 米国債を投げ売りしてゴールドを買うしかない。レイ・ダリオ氏が早くも2022年から予想してきたシナリオである
トランプ政権の目指す財政赤字の縮小でさえ米国債の下落を止められないどころか、米国債を下落させてしまうのであれば、最終的にはアメリカは中央銀行の紙幣印刷で米国債を救済するしかない。
だがそのインフレ政策がゴールドを更に押し上げるだろう。フォン・グライアーツ氏は次のように言っている
ーーーーグローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
株価と債権の下落。ゴールドの上昇。そこから紙幣印刷になるとゴールドだけでなくビットコインについても影響がでてくるのではないでしょうか。
◯米財務省の国債買い戻しがビットコイン回復の後押しか?
著名トレーダーのアーサー・ヘイズ氏は21日、自身のOOOで「今がビットコイン(BTC)を10万ドル未満で購入できる最後のチャンスかもしれない」と投稿し、注目を集めている。ヘイズ氏は「BBCバズーカ」と国債買い戻しに関する新たな分析レポートを今週公開する予定で、ビットコインの反発を強気に予測している
また、ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者として知られるロバート・キヨサキ氏は、先週20日にビットコインの強気予測を示し、「現在は84,000ドルだが、年内には180,000ドルから200,000ドルに達すると強く信じている」と投稿し、市場の注目を集めた。キヨサキ氏はこれまでもインフレヘッジとしてのビットコインの価値を強調しており、米国の財政・金融政策が仮想通貨価格の上昇を後押しすると繰り返し述べている
一般的に、財務省による国債買い戻しは米国政府債の利回り(金利)を低下させる効果がある。金利低下は消費者や企業の借入コストを引き下げ、支出や投資を促進して経済活動を刺激する可能性がある
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(本記事は2016年から配信をしております)
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