鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年4月14日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(6月限)は前週比209.2㌦高の3,244.60㌦で引け、史上最高値を更新した。言うまでもなく、トランプ関税による不透明感が金の購買欲を掻き立てている。しかし4月9日、トランプ大統領は、中国以外の国々に対して突然、「相互関税」措置を90日間停止する方針を発表。その影響からか前日まで大きく下げた株は9日には急反発し、金もつれ高となった。トランプショックで世界市場は大混乱に陥り、株の急落でトランプも慌てたのだろう。世界の指導者たるものが、こうも簡単に方針を変え、世界市場を翻弄する言動はけしからんことである。投資家もついて行けない。もはや正当な理論で相場を考えることは無理である。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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