トランプ米大統領円安に言及、ドル円は149円台前半へ。
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【3/3相場概況】
東京時間、ドル円は早朝に151.02円まで上昇となったが、その後は月初における本邦輸出企業のドル売り観測で150.25円まで下落。その後の戻りも鈍かった。欧州時間、三村淳財務官が「物価上昇を上回る賃金上昇を実現するうえで円安がマイナスの影響を及ぼす可能性があるため、為替動向を注視する必要がある」との見解を示すと、ドル円は149.94円まで下落。その後は、投機筋のショートカバーが先行。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が底堅く推移した事もあり、ドル円は151.30円まで上昇。NY時間、2月米ISM製造業景況指数が予想下振れとなると、米10年債利回りの低下とともにドル売りが先行。NY午後、トランプ米大統領が「日本と中国が通貨安政策を取るなら米国は不当に不利な立場に立たされる」と述べ、「こうした国に関税を課す」と表明。米国株や日経平均先物の下落に伴うリスク・オフの円買いも入り、ドル円は149.09円まで下落。
【3/4相場観】
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