【思考力】統計に騙されない
こんにちは、管理人の日経OP売坊です。
当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。
少しでも皆様のお役に立つ情報を提供していきたいと思いますので、応援宜しくお願いいたします。
さて、今回のテーマは統計に騙されないです。
統計というものは、過去の傾向を見るうえでとても便利なものです。
中立的な立場で見ればそれなりに利用できますが、以下のような場合は注意をする必要があります。
★ データが恣意的にとられた場合
たとえば、データと取得期間など
★ サンプル数があまりに少ない場合
たとえば10とか20しかない場合
株式市場の過去の分析をする場合、最低でも36、できれば60は欲しいものです。
例えば、過去20年間の年末10営業日が、上がったか下がったかの統計などです。
結果は14勝6敗ですが、これをもって、年末は株高の傾向があるから買うなどというのは、あまりに短絡的だと思います。
★ サンプル数が少なすぎます
★ その年の傾向からみてどうなのか?
★ 他の10営業日の傾向はどうか?
★ 上昇率・下落率で考えればどうなのか?
★ 中央値、平均値は?
★ 分布の形状は?
★ その年の債券や為替の傾向は?
などなど
単に結果を鵜呑みにするのではなく、
疑問を持って確かめてみる
このプロセスは投資家にとってとても重要なものだと確信しています。
注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。また、ブログの内容は、信頼できる情報源のデータをもとに作成したものですが、管理人は、その正確性を保証するものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。
にほんブログ村
<クリックで応援、宜しくお願い申し上げます。 m(_ _)m>
よろしいですか?