ドル円 各市場 時間軸検証
トレードにおいて東京仲値やロンドンフィキシング は意識されやすいですが、
他の大事な時間軸はあまり意識されていない様に感じます。
そこで、今回は2週間分だけですがチャートを振り返りたいと思います。
↓ドル円 1時間足 各市場 時間軸
■東京仲値(9:55)
※陰線は終値、陽線は上限で線引き
銀行などの金融機関で外貨を売買する時の基準となるレート
実需のドル不足を補うため、ドル需要高等でドル高傾向。
ゴトー日は特に需要が高まるが、
25、30日の月末は輸出勢の円買が入りやすい。
■ロンドン8時フィキシング(17:00)
※16時の終値で線引き
円、ドル、ユーロ、その他先物の
その日の固定価格を決定するので、
相場参加者のそれぞれの思惑で大きく動く。
日本の「投信」が利用するために、
クロス円に比較的大きな動きが出やすい
■ECBフィキシング(22:15)
※22時の始値で線引き
ECBのユーロの仲値
ユーロの値を決める時間であり
日本の円の仲値の時と同じ理由で動きやすく
乱高下する時間帯
トレンドが転換しやすい。
■ロンドン16時フィキシング(1:00)
※0時の終値で線引き
金のスポット価格を決定
金は受給がほとんど関係のない純粋な先物取引なため、
投資家の思惑がより強く反映される金融商品。
金の価格に為替も影響を受ける。
ECBフィキシングで発生したトレンドを転換させる事も。
ロンドンの株式市場も1:00で閉場です。
■NY市場閉場(6:00)
※縦線
閉場手前でポジション調整が入りやすい
近々の2週間を確認しても
ロンドン8時フィキシング、ECBフィキシング、ロンドン16時フィキシング
この時間帯はトレンド転換など大きくレートが動くので注意です。
特にECBフィキシングで転換したトレンドを
ロンドン16時フィキシングが再度転換させる事があるので要注意。
他では、日足レベルで下降トレンドが発生している時は
東京仲値レートが他値決め時間より上値に来ることが多い等ですね。
ユーロやポンドも当然ですが上記の影響を受けています。
特にポンドはECBフィキシングとロンドン16時フィキシングの時間帯は
トレンド転換が起こりやすいのでよく見ておく必要があります。
時間軸検証のために専用チャートを開いて線引きするだけなので、
日々の検証も楽だと思います。一度試してみては(。´・ω・)?
Is it OK?