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りーまん
2019/10/14 08:08
公開: 2019/10/14 08:08
更新: 2021/04/08 15:35
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連載
りーまんの米国株投資
都内不動産管理会社勤務→2020年退職。専業大家となり、セミリタイア。 投資スタンスは、個別株はバリューおよびスイング。ETFはドルコスト積立。 記事は、日本株取引15年以上経験者視点からの米国株投資です。

【米国株】高配当ADRへのシフトチェンジ

株式

こんにちは、りーまん(@Lehman1980)です。

今回は、保有銘柄について少し掘り下げた紹介とこれから購入予定のADRについて紹介します。


とその前に、各銘柄が属するセクターについて、ブロガーのもみあげさんが

分かりやすい解説記事を上げていましたので、紹介させていただきます。


https://www.momiage.work/entry/usa-stock-sector-list-for-beginner


もみあげさんは、個別銘柄分析も多数されており、その内容の濃さと言ったら、

私の遠く及ぶところではありませんので、是非、各記事もご覧ください。



保有銘柄情報

テクノロジーセクター(ハイテク) 

企業の成長に期待し、キャピタルゲイン(株価の値上がり)を狙うセクター。景気敏感株でもある。


CSCO(シスコシステムズ):ネットワーク機器およびソリューション最大手 

配当利回り:約3.03% 連続増配年数8年。この8年で、配当は約11倍に。成長性と配当利回り確保の両立を狙うなら。


MSFT(マイクロソフト):ソフトウェア最大手

配当利回り:約1.46% 連続増配年数15年。この10年で、配当は約3.6倍に。成長性と更なる増配に期待。


PYPL(ペイパル・ホールディングス):インターネット決済、送金大手

配当利回り:無配当 ただし、自社株買いには積極的。2018年度実績としては、35億ドル。


V(ビザ):クレジットカード決済システム最大手

配当利回り:0.57% ビジネスモデルとして、つぶれないであろう企業の一つですね。


MSFT、PYPLとVについては、より高配当銘柄にシフトするため、この1週間で売却しています。

※もみあげさんは、上記のうちPYPLとVは、マスターカード(MA)と合わせ、MVPとして別枠扱いにしています。

 これは、ハイテクと金融、その他セクターの特性を持っているためと考えられます。


ヘルスケアセクター(医薬品)

日本ではディフェンシブとして扱われますが、アメリカではどちらかというと成長分野ですね。

景気鈍感株ではあります。


ABBV(アッヴィ):シカゴの新薬開発等バイオ企業。世界大手。

配当利回り:5.83% 連続増配年数46年!この5年で、配当は約2倍に。企業買収の関係で値を下げているため、

高配当に。2019年8月の65ドル前後を底に、株価反転中。

購入した時期が良く、私にとっては一番成績が良い銘柄です。


コンシューマグッズセクター(生活必需品)

老舗企業が多く、価格の変動が少ないディフェンシブ。すでに、配当性向が高水準なケースも。景気鈍感株。


KO(コカ・コーラ):いわずと知れたソフトドリンク大手

配当利回り:2.98% 連続増配年数56年!!この10年で、配当は約2倍に。ただし、配当性向は、すでに90%以上。


MO(アルトリアグループ):フィリップモリスを分社化したアメリカ国内タバコ製造販売最大手

配当利回り:7.81%!! 連続増配年数10年。この10年で、配当は約1.8倍に。2017年高値の78USD前後から、

長期下落トレンド中です。2019年9月に39ドル台を付け、反転傾向にありますが、保有は慎重な判断が必要な銘柄です。

※もみあげさんは、MVP同様タバコ株も生活必需品セクターとは別と定義してますね。


コミュニケーションサービスセクター(通信)

公共性が強く、値動きが安定的。景気下落時であっても、価格下落は限定的。典型的なディフェンシブ。


T(AT&T):アメリカ最大の電信電話等持ち株会社。映画のワーナーや衛星放送のディレクTVも子会社に持つ。

配当利回り:5.45%  連続増配年数34年。配当性が低く、まだ50%程度と増配余地が大きく見える。

2019年に限っては、株価は上昇トレンド形成中。


と、まとめてみると、配当がまだ少なかったりする企業も買っていましたので、

今回銘柄入れ替えを行うことにしました。割とハイテクよりでしたので、セクター分散しつつ、

高配当銘柄にシフトチェンジしようというわけです。


ADRとは

ADRとは米国預託証券(AmericanDepositaryReceipt)のことです。
米国外の企業が、米国内銀行を通じて、株式の代わりに発行する上場証券の事です。
これにより、NY市場で米国以外の大企業の株式に投資でき、実質的な株主になれる意味を持ちます。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/special/master_adr/master_adr_01.html
詳しいことは、楽天証券さんのサイトをご覧ください。

ちなみに日本企業も多く上場しています。1株から売買できるので、1単元が高額な株を買っても面白いかもしれません。
また、翌営業日の株価動向の参考になるかもしれません。
・SNY(ソニー)
・CAJ(キヤノン)
・TM(トヨタ自動車)
・DCMYY(NTTドコモ)
・KYOCY(京セラ)
・IX(オリックス)
・MUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)
・TAK(武田薬品工業)
・NTDOY(任天堂)
・SFTBY(ソフトバンクグループ)

ADRのメリット・デメリット
一番のメリットは、配当への現地課税が非課税となる銘柄があるという事です。
ADRすべてではありませんので、注意です。
日本と各国との租税条約内容によるとのことです。

<源泉税率0%の国々(抜粋)>
・イギリス
・オーストラリア
・シンガポール
・香港


通常、米国株の配当には、アメリカの源泉税と日本の源泉税の2重課税がなされます。


配当収入額 = 米国株配当金 -(米国配当税10%)-(日本配当税20.315%※)

※厳密には、米国税を控除した配当の90%に対して、20.315%が課税される。

一方、デメリットは、いくつかあるとされています。
・人気化して、株価が割高になる場合がある。
・米国および当該企業母国の政治、経済の影響を受ける。
・発行している銀行の管理手数料がかかる。(年間ベースで1株当たり1~5セント程度)

厳選高配当ADR5選

BHP(BHPグループ・オーストラリア):世界最大の鉱業会社。鉄鉱石、石炭、ボーキサイト、銀など。

配当利回り:5.49%  2016年大幅に減配。その後、復配傾向。

業績が商品市況に左右されるため、株価変動も大きめ。現在、50ドル近辺だが、40ドル台前半に買い安心感あり。


BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ・イギリス):世界最大のタバコ会社。主要銘柄:ラッキーストライク、KENT

配当利回り:7.57%! 2017年減配。2018年復配。この10年で、配当約3倍。

MOと同様に、保有は慎重な判断が必要な銘柄です。31ドル前後を底に、株価反転中には見えます。


GSK(グラクソスミスクライン・イギリス):世界的な製薬企業。抗ウイルス剤やワクチンに強み。シュミテクトなどの大衆医薬品も。

配当利回り:4.81% 配当性向が約70%ですので、これ以上の増配は期待しにくいですが、ディフェンシブの一つとして。

ここ2年ほどは、36ドル~42ドルのボックス圏で推移していましたが、上抜けしそうです。


RDS‗B(ロイヤルダッチシェル・イギリス):4大国際石油メジャーの一角。オランダとイギリスに本社。イギリス企業ADRが課税上お得。

配当利回り:6.50% 配当性向が約90%です。原油等商品市況にやはり業績が左右されやすいですが、

配当は維持する傾向にあるようです。55ドル前後なら、買いでしょうか。

WBK(ウエストパック銀行・オーストラリア):オーストラリア4大銀行の一角。豪銀2位。200年の歴史を持つメガバンク。
配当利回り:6.90% 配当性向が約80%です。2017年下期に4大銀行全てにおいて不祥事が発覚したため、株価は下落トレンドです。
ただ、2018年末の17ドルくらいを底に、2019年は反転上昇傾向にあります。

まとめ
上記高配当5銘柄のうち、BTIを先週末11日に、34ドル台前半で購入しました。BTIは、以前保有していたことがあります。
また、それ以外の4銘柄については、14日今夜に指値して、1000ドル程度ずつ打診買いしようとしています。
それでは、また次回!




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りーまん
2020年退職し専業大家となり、セミリタイア。→2021年再就職し兼業大家に戻る。大卒後2002年より株式および債券への直接投資開始。2019年ツイッター及びブログ開始を契機に、米国株への直接投資開始。 投資スタンスは、バリューおよび高配当志向。 記事は、日本株取引15年以上経験者視点からの米国株投資が中心。   
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